Back to toppage このページでは彫刻家・田中等および宮崎の彫刻に関する最新情報をお届けします。 過去の日記 2023 1-2 3-4 5-6 7-8 9-10 11-12 2022 1-2 3-4 5-6 7-8 9-10 11-12 2021 1-2 3-4 5-6 7-8 9-10 11-12 2020 1-2 3-4 5-6 7-8 9-10 11-12 |
2023 | 4月30日(日) ☆午前まで雨。 午後からは晴れて来る。 気温は上がらず、冷え込みは続く。 ☆一日、高鍋駅前”MOON DANCE”の報告書のイラストレーター・データ作成。 画像を配置するときに、画像を縮小レイアウトする作業で、画像の比率が崩れてしまうので、レイアウトに合わせて比率を正さなければならない。 ところが私のデジカメとスマホでは画像の比率が全く違うし、業者から送ってもらった画像や知人から送ってもらった画像もまったく別な比率である。 だからある程度のレイアウトが終ったら、元の画像の比率に直さなければならない。 その度に、一枚一枚の画像に定規を当てて修正しなければならない。 専門家なら、この比率を指定・固定して拡大縮小のレイアウトを簡便に作業できるのだろうが、素人作業では時間ばかりがかかってしまう。 結局、一日かかって、20ページのデータを作成できたのみであった。 ☆昨日のPCR検査の結果が、今日の夜9時以降にメールで届くことになっている。 妻のスマホには、夜中11時に”陰性”の結果が届いた。 しかし、私には何のメールも届かない。 4月29日(土) ☆朝から雨。 夕刻近くにはいったん雨脚は止まったが、夕刻から再び本格的な雨になる。 そして19時40分に、高鍋町に80mm/hという猛烈な雨の豪雨予報。 ☆午後に、妻とコロナウイルスの陰性検査を受ける。 検査結果は明日の夜9時以降にメールで届くということ。 検査場所は我が家から直ぐ近くの、大通り沿いの空き店舗の一つであった。 ガランとした広い店舗空間に、検査キットを傍らに置いた担当者のおじさんが、独りポツネンと小さな机に向かって座っていた。 ☆夕刻に、スペインから都城市に一時帰国中の画家・又木啓子さんが、駅前モニュメントを見に来てくれた。 毎日雑用で多忙を極めていて、なかなか出て来れなかったと言う。 あいにく止んでいた雨が再び降り始めて、雨の中での”MOON DANCE”鑑賞となったが、感動してくれた。 駅前のカレーカフェ”静”で珈琲を飲みながら近況を語る。 ”静”のマスターとは、又木さんが高鍋町美術館で展覧会を開催した時に親しくなっていて、マスターを交えての歓談となった。 又木さんは、珈琲を飲んだ後は、次の電車で慌ただしく都城へ帰られた。 ☆一日、高鍋駅前”MOON DANCE”の制作工程の画像のピックアップの残りを片づけて、本組みのページレイアウトをする。 70ページくらいの製本にしようと思ったが、意外と私の撮った画像が少なくて、50ページくらいにしかならなかった。 4月28日(金) ☆晴れ。 外に出ると陽射しが強くとても暑いが、室内はあいかわらず冷え込んだまま。 一日、デスクワークだったので、体が冷えて鼻水や咳込みが止まらない。 ☆午前に旅行のスーツケースの荷造り。 国内線を受託手荷物なしのシンプルピーチで予約していたので、スーツケースは空港宅急便で送ろうと思っていた。 だが空港宅急便の料金と、シンプルピーチで受託荷物にした場合の料金の比較をしていなかったので、念のために調べてみると、シンプルピーチでの追加料金の方が 少し安かった。 スーツケースの中身も、暑いベトナム・カンボジア旅行なので夏物の着替えだけで重量は無い。 それでシンプルピーチの受託荷物をネットで追加する。 ☆旅行へ発つ前に、5月1日が納付締め切りの固定資産税T期を納めておこうと納付書を取り出すと、支払い方法に宮銀PayとPayPayでの支払いが追加されている。 これだとわざわざコンビニに出向かなくて済むし、海外滞在中でも税金支払いが出来る。 さっそくスマホに宮銀Payのアプリをインストールして、アカウントを作成する。 スマホでのパスワードの設定などは相変わらずエラーばかりで、なかなかスムーズに進まない。 ようやくアカウント登録が出来て、支払いをしようと思ったら、バーコード読み取り画面が出てこない。 いくらやっても埒があかないので、宮崎銀行の問い合わせ先に電話すると、原因が解らないと言う。 仕方ないので、コンビニで支払いを済ませる。 コンビニへ向かう車中で、こうした不具合はスマホを再起動するかアプリを再インストールすればいいのだと気付き、帰宅してアプリを再インストールするとやはり正常に アプリが開いた。 せっかくバーコード読み取り画面が開いたので、U期の税金を支払った。 これで税金の滞納が避けられる。 ☆高鍋駅前”MOON DANC”の制作工程を纏めて、報告書スタイルの本を作りたいと思っている。 それで夕刻に、私の撮った全画像から、要所要所の画像をピックアップする。 私が撮った画像ばかりなので、当然、私が作業している姿は無い。 後半の作業は、殆ど山田が作業している画像ばかりで、まるで山田が独りで”MOON DANCE”を制作したような構成になってしまう。 本にすれば、山田にとっても貴重な作家資料になるだろう。 ☆夕食の準備をするあたりから、どうにも風邪気味状態が思わしくない様子になった。 食事を始めると、食が全く進まない。 風邪をこじらせると旅行に行けなくなるので、食後に風邪薬を飲んで、ハーモニカの練習を少しやって、早々に床に就く。 4月27日(木) ☆晴れ。 外は陽射しが強いが、室内は冷え込んだまま。 じっとしていると、くしゃみが出て鼻水が出て来る。 旅行前に風邪をこじらせないようにしなければ。 ☆午前に写真スタジオを訪ねて、”MOON DANCE”と満月の写真撮影をお願いする。 次の満月が5月6日なのだが、私は日本に居ないし、素人では満月の夜の撮影は困難である。 やはりプロでも、そのままではうまく撮れないので、合成になります、と言うことである。 ただ天気予報では、5月3日からずっと雨で、6日も曇りの予報なので満月は出ないかもしれない。 その時は後日の満月に近い月との合成になるかもしれないし、うまく行かないかもしれません、と言うこと。 満月は毎月あるので、その時はまたいい撮影チャンスで撮影してもらえばよい。 ☆昨日の事務作業で、Wordに罫線が這入るようになってしまった。 ネットで対応を調べてグリッド線を表示しない設定にするが、元に戻らない。 こういう時はシステムの復元をかければ解決するのだが、何故か復元ポイントが無くて、システムの復元が出来ない。 グリッド線は印刷はされないので、印刷には影響はないのだが、打ち込み作業には非常に目ざわりである。 ☆先日の宮日文芸短歌部門で、伊藤先生の選で掲載された”MOON DANCE”を詠まれた歌、作者の中村葉子さんの名前に覚えがあるとこの日記に書いた。 多分、二人展のアンケートの中に中村さんの名前があった気がしたので、アンケート用紙をめくってみたら、最終日のアンケートの中にすぐに見つかった。 アンケート用紙を見たら、何か色々お話したことを想い出した。 その日は福原美江さんと「心の花」の会員の方たちも来られたのだが、福原さんたちとは別の時間帯に来られていたようだ。 4月26日(水) ☆午前の前半まで雨。 直に雨は上り、午後は一気に晴れる。 今日も一日、冷え込む。 ☆デスクワークのいちにち。 今日中に片づけなければならない事務作業があって、夕刻まで作業に没頭。 ☆今日のニュースでは、5月8日にコロナウイルス感染症が5類に移行するのに合わせて5月8日から予定していた水際対策終了を、29日に前倒しすると言う。 私たちは5月7日帰国の予定なので、日本帰国時には接種証明書と陰性証明書の提示が必要であった。 だから、先日にVisit Japan Webサイトに事前登録したのだが、不要になったと言うことなのか。 ただベトナムはまだコロナ対策が厳しいので、ベトナムへ入国するために陰性証明書は必要なのだろう。 4月25日(火) ☆一日、雨。 夜になって、22時50分に高鍋町に28mm/hの豪雨予報。 今日も冷え込む。 皆さん、一度仕舞った冬物衣料を再び出して対応されているようだ。 ☆デスクワークのいちにち。 ☆空港展の初日に、県外からの出品者を高鍋町の半日ツアーに案内して貰えないか、という事務局からの打診があった。 数年前には高千穂ツアーを組んだことがあるし、2009年にも高鍋町半日ツアーを組んだことがある。 それで、私の高鍋駅前モニュメントと高鍋大師を中心にしたザックリしたプランを作ってみた。 お昼の食事が頭が痛い。 せっかく”ギョーザのまち・高鍋”で売り出しているのに、ギョーザ店はどこも夕刻からの営業だし、名物の高鍋牡蠣も6月は時期ではない。 4月24日(月) ☆午前はくもり。 昼前から雨模様となり、夕刻からは本格的な雨。 今日も気温は上がらず、一日冷え込む。 ☆午前は次の仕事のプランを考える。 この仕事は、駅前モニュメントに取り掛かる前に終っていなければならないものだったのだが、まったくプランが浮かばない。 今日も手がかりさえ掴めず。 そうやって日々、先延ばしになってしまう。 ☆午後は妻のボーカルレッスン。 私もハーモニカでジョイントする。 しかし、新曲ばかりで、まったくリズムが取れない。 4月23日(日) ☆晴れ。 気温は上がらず、一日中冷え込む。 ☆今日も一日、旅行の前準備。 旅行代理店から送られてきていた「お客様参加条件と日本出入国手続きの案内」に目を通す。 参加条件として、出発日の前日から数えて10日以内に、発熱等の症状が出ている人は参加できないとある。 発熱は37.5度以上あれば参加できない。 この連日の気温の不安定で、私は昨夜から頭がガンガンして、今朝も鼻水がタラタラである。 これはヤバイと思って体温を測ると熱は無かったので安心したが、念のため風邪薬を飲む。 ☆また出発前のPCR/抗原定量検査による陰性確認を強くお勧めします、とある。 旅行中に陽性反応が出ると、帰国できなくなる怖れがあるためである。 渡航日より72時間以内での陰性証明が必要である。 ネットで検索すると、検査は無料で出来て、高鍋町内では我が家の近くの場所で検査をやっていることが分かった。 電話で確認すると、予約は不要で、29日に検査をすることになった。 ☆また、「帰国時の手続き簡略化に必要なスマートフォンの携行、ウエブサイトの案内」という項目で、日本出国前にあらかじめアカウントを作成し、帰国の予定を 登録されておくことをお勧めします、とある。 これで帰国時の手続きが簡略化されるのだそうだ。 デジタル庁の”Visit Japan Web”サイトでアカウントを作成してログインし、利用者情報を登録します、とあるので早速アカウントの作成手続きをする。 しかし、パスワードの設定で、指定通りの組み合わせで設定してもエラーばかりである。 スマホの小さい画面で、何度もパスワードを打ち込み直すのはほとほと疲労困憊状態になる。 ネットを使い慣れている私でもこんな有様だ。 私の年代以上の方たちは、全く手も足も出ないのではないのか。 簡略化、簡略化と言いながら、年々、実に面倒くさくなってきている。 一応、アカウントが作成できて、私と妻の利用者情報を登録した。 だが、今度は帰国前に検疫手続きに必要な登録をしなければならないと言う。 加えて、グローバルWiFiの設定と解除もしなければならない。 うんざりである。 4月22日(土) ☆晴れ。 午後からは雲が出て来る。 相変わらず朝夕は冷え込む。 ☆一日、旅行の準備。 ☆旅行中のインターネット環境について、ずっとネットで調べるが、どの方法が最も使いやすく、経費も押さえられるのか、さっぱり分からない。 レンタルWiFiは余りにも通信料が高すぎる、SIMカードの交換が最も格安なのだが、使ったことが無く設定も面倒臭そう、SIMカード不要のモバイルWiFiも 海外ギガの購入というものがどういうものかサッパリ分からない。 ドコモにahomaという格安な海外対応のプランがあったが、ネットでの契約しかできず、ネットで書かれていることが理解できなければ使わない方が良い、という あまりにも人をバカにしたような対応に腹が立つ。 今はどこでも無料WiFiがあるので、私はこれまでの海外シンポジウム参加ではインターネット環境にそれほど不便を感じたことも無い。 だが妻と二人で海外に行くと、私と妻は歩く速度が全く違うので、必ず見知らぬ異国の街で離れ離れになってしまう。 そうなると、やはり通信料が高くても、1台で数人と共有できるレンタルWiFiが便利だと判断。 旅行代理店指定のグローバルWiFiが、お客様特典の割引があったので、グローバルWiFiのアジア周遊プランを契約する。 4月21日(金) ☆午前は曇り。 昼前から小雨となるが、本降りには到らず、午後半ばには上がる。 朝夕はまだまだ冷え込む。 ☆午前に旅行代理店から、10日後に控えたベトナム・カンボジア旅行の最終旅行日程表が届く。 それを紐解きながら、 旅行の準備を始める。 ☆午後に妻と宮崎市へ出て、宮崎県立美術館で開催中の第75回記念二紀巡回宮崎展へ。 宮崎二紀会のメンバーが、私たちの二人展にも毎回顔を出していただくので、私たちもできるだけ顔を出すようにしている。 今回は5年ぶりの本県巡回展で、彫刻部門も展示されている。 彫刻部門の作品は、いずれも私たちの空港展出品作と同じ規模の台座に載る作品ばかりであるが、あまりのレベルの低さに唖然となった。 いずれも時代錯誤の大正時代の作品ではないのかと思われような、まったく見るべき要素の殆ど無い作品ばかりである。 絵画作品は大作ばかりであるが、こちらも何時も感じるように、いずれも殆ど似たような構成の作品ばかりで反吐が出る。 描かれている人物構成が、みんな同じような顔つきの同じような雰囲気の同じようなポーズばかりである。 心を惹きつけられる作品は1点も無い。 ☆二紀展を出て、1階の常設展へ。 常設展は展示内容が入れ替わってお入り、見ごたえがあった。 宮崎県立美術館は瑛九の影響を受けた作家の作品を収集しており、特に版画作品を多く収集していて、私も妻も二人展で版画を制作展示しているので、 じっくり時間をかけて観て行った。 常設展は無料である。 でもやはり私は木版画にしか関心が向かない。 ☆常設展での宮崎の作家特集では、女性作家の特集展示であった。 その中に、松園典子さんと石橋啓子さんの首像があった。 石橋さんの首像が県立美術館に収蔵されているのは初めて知ったが、松園さんの首は久しぶりに見て、やはり彼女の才能にあらためて感じ入った。 松園さんは有望な才能に恵まれていながら、結婚を機に制作活動を絶たれてしまった。 今現在、宮崎で彫刻活動を続けている女性作家は皆無である。 殆どの力量のある女性作家は、結婚によって制作を遮断されている。 それに較べ、私の所属している彫刻集団・佐賀展は、大半は結婚・子育てをしている女性作家で、皆さん等身大の彫刻を毎年出品している。 この差は何なのだろう。 ☆美術館を出て、XEBIOに立ち寄り、旅行先で履く靴を買う。 ネットで調べると、今の時期のベトナム・カンボジアは日中にスコールがあり、土がぬかるんでサンダルだと逆に足を捕られて歩きにくいらしい。 ウオーキングシューズの方が良い、と言うことで、カンボジアではアンコールワットの遺跡めぐりがメインなので、歩きやすいシューズを購入する。 4月20日(木) ☆天気予報では雨だったが、日中は時折り陽の射す曇天。 夕刻に少し小雨が降ってきたが、大降りにはならずにほどなく上がる。 ☆午前に、先日の冷蔵庫の買い替えで不要になったミニ冷凍庫をリサイクルショップに引き取ってもらう。 ☆昼前に、高鍋町健康づくりセンターで、コロナウイルスの予防接種証明書を発行してもらう。 パスポート番号等の這入った、日本国内用、海外用のQRコード入りの証明書である。 10日後に出かけるベトナムでは証明書が必要であるし、日本に帰国するときにも必要な証明書 ☆午後に、溜まっていた段ボールを紙源センターに運ぶ。 ☆夕刻に、香川の太田夫妻(アキホ・タタ)と息子さん一行が鹿児島・霧島での仕事の帰りに立ち寄ってくれたので、高鍋駅前のロータリーで落ち合う。 庵治石の丁場(石切場)の一族で、石の扱いに関してはプロ中のプロの太田氏には、この駅前モニュメントの作業では多方面にアドバイスをしてもらった。 除幕式後まもないこの時期に、完成した”MOON DANCE”を見てもらえてとても嬉しい。 ☆今夜は西都市の”さいと温泉”に一泊するというので、夕食を”高鍋ギョーザ”で摂ることにした。 その前に”高鍋ギョーザ”隣の”つくみやフルーツ”に立ち寄る。 ”つくみやフルーツ”には、2011年の”あかりモニュメント公開制作”で太田氏の制作したあかりモニュメントが設置されている。 折よく、店じまい直前の岩崎夫妻と会うことが出来た。 ☆”高鍋ギョーザ”は今の高鍋町の全国的に有名になったギョーザブームで、予約なしで席を取ることができない。 夏にモニュメントのアシストに来てくれた諸井君は、2週間の滞在中にとうとう席も取れず、テイクアウトも品切れで高鍋ギョーザのギョーザを一口も食べることが 出来なかった。 念のために電話を入れると、幸いカウンター席が取れた。 ギョーザのメニューも増えていて、4人で全ての種類のギョーザを食べまくった。 楽しいひとときであった。 4月19日(水) ☆いちにち、曇天。 ☆昨日のアンジェラスの森の電気復旧作業がうまく行かなかったので、午前に作業場に電気設備を整えた当時の作業日誌を読み返す。 そして手元に残しておいた当時の電気工事の見積書明細の年月日と、作業日誌を照らし合わせる。 この明細書を昨日の電気工事担当者に見せれば、アンジェラスの森の電気設備の詳細が解る。 その旨、担当者に電話を入れ、明細書コピーを設備会社に届ける。 新しく電気配線をすると余計な経費がかかってしまう。 4月18日(火) ☆晴れ。 今日も午後からは強風が吹き荒れたが、気温は上昇。 ようやく春らしい暖かさとなった。 ☆注文していた冷蔵庫との入れ替えのため、朝のうちに冷蔵庫の中を空にして、冷蔵庫を移動して冷蔵庫の下の床を綺麗に掃除する。 10時過ぎて新しい冷蔵庫が届いたので、入れ替える。 電気量販店で見た時にはそれほど大きいとは思わなかったが、我が家の台所に入れてみるとかなり大きい。 ☆午後は、アンジェラスの森の電気工事の下見のためにアンジェラスの森へ上り、設備会社の電気工事担当者と打ち合わせをする。 久しぶりに走る野山は新緑がとてもまぶしい。 プレハブを駅前モニュメントの制作現場に移動させるときに電線を切ってもらっていたので、それを再び接続してもらえば良いだけの工事である筈だった。 ところが電気業者が、しきりに”おかしい、おかしい・・”と首をかしげる。 その理由は、ブレーカーのある電源元からは3芯のコードが接続してあるのだが、作業場のプレハブには2芯のコードが接続してあるので、途中にブレーカーがあり、 3芯を2芯に切り替えている筈だというので、地面を掘ってコードの経路を辿ったり、途中にブレーカーはないかと捜したりの一大作業となった。 そして電源元と作業場の電源とは繋がっているので、電源元のブレーカーを上げれば電気は通じる筈なのに、ブレーカーを上げても電気は通じない。 1年前にプレハブを移動したときには、接続コードを切っただけの作業だったので、そんな複雑な構成にはなっていないはずだ。 このアンジェラスの森の電気工事をやって呉れた同級生のN君はすでに鬼籍に這入っているし、昨年のプレハブの電線を切ってくれたY君も、その直後に脳梗塞で倒れて、 もはやアンジェラスの森の電気工事に関わった人からの設備情報は這入らない。 やむなく、既設の配線以外に別な配線工事をしなければならないようだ。 ☆今朝の宮崎日日新聞・宮日文芸ページの短歌コーナー、伊藤先生選歌の欄に、私の駅前モニュメントを詠っていただいた短歌が掲載されていた。 月光に鎮もる彫刻 MOON DANCE 城下町高鍋の駅前に 中村 葉子 私はこの中村さんという方とは面識はないし、福原さんから送っていただいた宮崎「心の花」のメンバーにも名前が無い。 しかし、お名前には記憶があるような気がする。 満月の夜に観に来ていただいて、歌を詠んでいただいたようだ。 4月17日(月) ☆快晴。 今日も朝夕はとても冷え込んで、日中も室内は冷え冷えとして気温は上がらず。 ☆そろそろアンジェラスの森での作業体制に戻らなければならないので、朝のうちに駅前モニュメントの電気工事でお世話になった設備会社へ、電気工事の依頼に行く。 ☆午後は妻のボーカルレッスン。 7月初めに夏のライブの予定なので、私も今日からハーモニカでジョイントする。 今回はライブに来ていただいたお客さんの要望で、私のハーモニカソロの曲が何曲か這入るし、夏のタイトル・テーマの曲で構成されていて(妻の選曲)、 多くが初めて演奏する曲ばかりである。 また特訓開始である。 ☆夜は中町公民館の総会。 4年ぶりの総会と懇親会であった。 今年は夏祭りも通常通りに開催されるようである。 ☆私の駅前モニュメントの魅力的な写真を撮ってくれているデザイナーの古川君が隣の席だったので、彼の写真の著作権等について尋ねてみた。 私個人の印刷物等に使えないか、と打診してみたところ、私が使うのであれば自由に使ってよいと言うことであった。 ”広報たかなべ”のあの夕暮れの美しい表紙写真も、版権は古川君個人に属するようで、これも自由に使ってよいということ。 ☆先日に伊藤先生を囲んで一緒に呑んだ、元共同通信宮崎支局長の上野さんが、私のフェイスブックに嬉しいコメントを書いていただいた。 ”田中等さんと伊藤先生の交流は感動的です。高鍋駅も田中さんの石の彫刻誕生で変わってほしいです。” ”こんな楽しい集まりに同席させていただきありがとうございました。” 楽しい宴だったようで、嬉しい。 4月16日(日) ☆晴れ。 朝夕はまだ冷え込む。 野山には藤の花が目立つようになってきた。 午後から強風が吹き荒れる。 車のフロントガラスは黄砂で汚れる。 ☆冷蔵庫の買い換えのため、午前は冷蔵庫の中の整理。 一段落した処へ、注文していたキッチンの水栓のヘッドパーツが届く。 早速、取り替える作業にかかったが、構造は理解できたのだが、レバーに差し込んであるヘッドパーツの接続金具が抜けない。 経年劣化で錆びついているのかと思ったが、金具にはクッション材でプラスチックカバーが取り付けられていて、それでびくともしない。 pgot あれこれ試行錯誤しながら、最終的にデバイス(万力)で金具を固定してレバーを木槌で叩いていったら、ようやく外れた。 それで無事に交換したヘッドパーツにレバーを差し込んで、最後にレバーを固定するねじを止めようとしたら、ヘッドパーツの中にねじが落ちてしまった。 しかしデバイスで固定してようやく抜くことのできたレバーは、水栓のヘッドパーツに差し込まれた状態ではもう抜けない。 抜けなければ、ねじで止める必要もないので、作業はそれで終了。 ☆高鍋高校OB美術展の最終日で、午後3時から搬出作業。 今回は期間中が雨続きだったので、昨年より若干、入場者が少なかったようだ。 それでも芳名禄を見ると、結構、私の知人が来てくれている。 4月15日(土) ☆夜中じゅう、激しい雨。 今朝も7時20分に44mm/hの豪雨予報。 雨は午前のうちに上がったが、午後もずっと曇天。 今日も気温の上がらない冷え込み。 ☆このところ老朽化による家電の買い替えやキッチン設備の買い換え、家の雨漏りや木部の腐食、白蟻被害、水道設備の破損など、家の内外の維持管理で大変である。 冷蔵庫も色々不具合が出ていて、何んとか今日まで我慢してきたが、ようやく踏ん切りがついて冷蔵庫を買い換えることにした。 私たち夫婦にとって最後の冷蔵庫交換になるだろう。 ☆それで午後からは台所の大掃除となった。 4月14日(金) ☆一日雨。 午後には一時的に雨脚が止まったが、夕刻から急激に激しい雨となる。 夜になって高鍋町には豪雨予報が相次ぎ、22時50分には31mm/hの予報が出された。 今日も気温は上がらず。 こんなに何時までも寒さの続く春があったろうか。 ☆午後に妻と、国富町のWANDERLANDという古民家カフェで開催されている榊あずささんの個展へ出かける。 榊さんは私の「月の雫」の表紙デザインを担当してもらった。 この”WANDERLAND”は八代城址の手前に在るカフェで、今年でオープン10周年になると言うが、ナビがないとたどり着けない。 ランチタイムだけの営業らしい。 国富町の本庄方面は表通りで昔はよく通ったが、八代方面は初めてであった。 ☆最近は数日外回りをしない間に、あっと言う間に太陽光パネルの設置が相次いでいる。 今日も道筋の至る処に新しい太陽光パネルが設置されていて、気が滅入って仕様が無かった。 その勢いは、まるでしゃにむにせかされて狂ったように日本中の田畑野山を覆い尽くそうという意志を感じて仕様が無い。 ネットを調べると、”太陽が出ている限り利益を生み出し続けるので安心です!”、”太陽光発電で誰でも資産家になれる!”という投資案内のサイトが乱立している。 みんなそんなにお金が欲しいのだろうか。 先祖が血と汗で守って来た美しい自然環境を、お金のために潰しまくって、この先の日本国土は一体どうなるのか。 ほんとうに未来は絶望的な暗さしかない。 4月13日(木) ☆晴れ。 気温は上がらず。 部屋の中に居ると午後からうす暗くなってきたので、雲が出て来たのかと外を見ると青空である。 妻の話では、車のフロントガラスが黄砂で真っ白だったということ。 ☆昨夜の大酒が今朝まで残っていた。 しかし今日も宿酔はない。 ただ、昨夜は終盤の記憶が全く無い。 持参した写真や、児嶋君から受け取った彫刻公園の図面も持ち帰っていない。 夕刻に昨夜の居酒屋を訪ねたら、何もそうしたものの置き忘れは無かったと言う。 どこへ消えたのか・・・。 夕刻に伊藤先生よりお礼の電話が這入った。 ☆一日、デスクワーク。 昨日打ち合わせをした仕事の件で、顕彰する方の資料をネットで調べる。 幕末の1819年生まれの方なので、写真は外遊先の上海等で撮られた2枚程しか存在しない。 宮崎で初めての牛痘接種を、若山牧水の父である若山健海とともに行われている医師であった。 彼は若山健海とともにまずはお互いの息子を最初に結局261名に牛痘接種を行い、その種痘人名録は現在牧水記念館に保存してある、という。 牧水記念館と言えば、伊藤先生が館長を務められているし、昨日の伊藤先生の一行は昼間は牧水記念館へ行かれてから高鍋に寄られたのである。 昨日は伊藤先生一行が牧水記念館に行かれた同じころに、私は若山牧水の父と交流のあった方の顕彰像の打ち合わせをしていたのである。 面白い縁である。 4月12日(水) ☆午前は曇天。 お昼前に小雨。 午後は晴れてくる。 気温の差が激しいので、風邪気味になる。 ☆午前に宮崎市役所の公園緑地課へ。 仕事の依頼者と、作品を宮崎市管轄の公園に設置する場合の手続き等の打ち合わせ。 某氏の顕彰彫刻を縁戚の方が縁の有る公園に設置したい、ということで進めてもらっている。 設置が今年になるのか、来年になるのかはまだ流動的だが、手続等の必要な作業は早めに済ませて置いた方が良い。 ☆夕刻に、恩師の伊藤一彦先生、元共同通信宮崎支局長の上野敏彦氏、西日本新聞宮崎支局長の神屋由紀子氏が高鍋町に来訪。 以前にも記したが、上野氏が伊藤先生の本を執筆中で、伊藤先生が初めて教壇に立った時の教え子である私たちの”伊藤先生の想い出”を本に挿入される。 一度、上野氏が我が家に来られて取材はされているのだが、もう一度、伊藤先生を交えて、酒を酌み交わしながらの取材をしたいということであった。 伊藤先生たちは所用で日向市へ行かれて、その帰りに電車で高鍋駅に降り、私の”MOON DANCE”を見られて居酒屋へ来られた。 私たち同窓生は、「月の雫」出版記念の公開対談でステージに上がってもらった石井記念友愛社理事長の児嶋草次郎君、元高鍋町美術館長の安井雄一郎君が出席。 もう一人のギター制作者の柳君は、昨年春に病に倒れて、自宅で療養中である。 私は伊藤先生の写っている高校時代の写真や私たち同窓生の写っている写真をプリントして持って行った。 写真を見ながら、思い出話に花が咲く。 伊藤先生、上野氏、児嶋君は大変な底無しの酒豪なので、25度の焼酎5合瓶があっという間に3本空いた。 上野氏は酒を呑みながら、取材メモを取られていた。 ☆児嶋君は、公開対談の席上で聴衆の皆さんの前で報告した”田中等彫刻公園”の青写真の図面を持参。 有言実行型の児嶋君だから、これから具体的に動いてゆくのだろう。 4月11日(火) ☆晴れ。 日中はポカポカ陽気だったが、午後からは再び強風が吹き荒れ、夕刻からは少し冷え込んで来る。 ☆今日も朝からイソヒヨドリがやって来て、美しい鳴き声を聞かせてくれた。 それで気分よく朝の炊事をやっていたら、なんと流しの水栓レバーがボロリと外れてしまった。 見ると、レバーを止めてあるプラスチックの押さえが、もう劣化でボロボロである。 炊事が出来なくなったので、家の設計図面を開いてキッチン水栓の型番を調べて、ネット検索するとやはりとっくの昔に廃版になっていた。 しかしその部品の画面にメーカーへの問い合わせ先があったので、代替え品は無いか、壊れた部分の画像を添えてメールを送った。 だが、メーカーからの返事は翌日以降とある。 それでは間に合わない。 ☆ネットで調べてみると、代替品でなくて、全く別な物に取り替えればよいとわかった。 とりあえず、新しい水栓を買って、取り付けてみることにして午後にホームセンターへ走った。 水栓は何れもかなり高価なものだった。 ☆ホームセンターから帰宅して、水道の元栓を止めて作業にかかろうと思いながらパソコンをチェックすると、もうメーカーのLIXILから返事が来ている。 メールを開くと、壊れた部品のヘッドパーツはまだ販売していて、全体を代替え品でやり替えるより、ヘッドパーツを取り替えた方が作業も楽だと言う返事であった。 もう少しホームセンターへ行くのを待てばよかった、と後悔しながら、直ぐにパーツを注文した。 壊れた水栓の方は、レバーを戻してゆっくり操作したら、ちゃんとお湯が出て止めることができたので、パーツが届くまでの炊事は出来ることが分かった。 ☆ホームセンターで買った水栓はまだ開梱していなかったので、夕刻にホームセンターへ返品しに行ったら、快く対応していただいた。 4月10日(月) ☆快晴。 今日もまだ冷え込みは続く。 強風の吹き荒れた一日。 ☆昨日の宮崎県議員選挙の児湯郡の投票結果に驚いた。 久しぶりに高鍋町から候補者が出たし、児湯郡では高鍋町が有権者は一番多い。 当然、当選するだろうと思っていたら、なんと高鍋町からの候補者は児湯郡で最下位の投票数で、落選していた。 昔から高鍋町は政争の町と言われ、まとまりがなかった。 今日は巷でもこの話で、”どうして?”という困惑の話題で渦巻いていたようだ。 ☆先日届いていた、第4回ゆくはし国際公募彫刻展の報告書をようやく目を通した。 ゆくはし公募彫刻展は、市長が替わって事業を打ち切られ、今回で最終となった。 そして、ウクライナのコチュマルが大賞作家となったことで話題にもなった。 報告書の各審査員の記述を読むと、とても内容の濃いものだった。 コチュマルが大賞作家に選ばれたのも、ウクライナへの配慮で選ばれたものでは決してないことについても明記されていた。 その中で、第一回の大賞受賞者で、第2回以降の特別審査員を務めている奥村信之氏(イタリア在住)の、このビエンナーレへの思いの一文が胸を打った。 ”現代アートが、美を追求していないと言われてから、すでに、久しくなります。 ビエンナーレの公募形式も、ほとんど、現代アートが対象です。 その現代アート作品が、投機化、マネーゲーム化する現在の風潮の中で、世界で唯一、具象彫刻に対象を絞り、ビエンナーレの形式で、世界に発信しているのは、 行橋だけです。 利潤追求の物質文明社会において、美術作品は、何の利益も生みません。 ただ、人々の、心の中に、感動、豊かな気持ち、安らぎ、癒しを残すだけです。 利潤から生まれる物質的なものは、消費されることによって、なくなります。 しかし、心に残った無形の財産は、永遠に、人々の心の中に、生き続けます。 文明は滅びますが、文化は滅びません。 やっと、世界のYUKUHASHIという名が、定着し始めてきたこの時期に、現在では、大変貴重なプロジェクトを断念することは、誠に、残念で仕方がありません。 もう一度、文化とは何かを、ご再考頂ければ、幸甚の至りです。” ☆このことは、先日、日本中の美しい景観が、”景観はお金を生まない”という理由によってことごとく太陽光パネルによって蔽われてしまって行っている今の日本の 貧相な実情を嘆いた私の思いと、そのまま重なる。 4月9日(日) ☆快晴。 しかし陽射しは強いものの、冷え込みが続く。 朝夕はかなり冷え込む。 ☆午前はスマホの画像のPCへの移動作業。 カメラ画像は相変わらずエラーばかりで、なかなか先に進まず。 ☆昼前に宮崎県議選挙の投票。 ☆庭の草が一気に伸びてきて、久しぶりに上天気だったので、午後は草刈り機で作業する。 ところが洗濯ものを干す縁側の縁石際の草を刈っていたら、草刈り機が黒いフレームの金属物を弾き出した。 何だろうと思ってよく見ると、なんと一月前に忽然と姿を消したメガネである。 なんだかイリュージョンを見ているようで、あのメガネがどうしてこんなところから出て来るのかとびっくり仰天であった。 妻に報告に行くと、妻は私がよく縁側で爪を切っているので、その時に落したのではないかと言う。 確かにメガネが消えた日は陽射しがとても暖かかったので、私は日向ぼっこをしながら爪を切り、うっかり外したメガネをそのまま縁側に置き忘れ、何かのはずみで 庭に落してしまったのかもしれない。 私は普段は家の中ではメガネを掛けないので、メガネを縁側に置き忘れてもまったく気が付かなかったのだろう。 このメガネはレンズを買い換えたばかりだったのだが、草刈り機はナイロンコードなので、草刈り機に弾かれてもメガネは全くの無傷であった。 めでたし、めでたしの一件落着である。 4月8日(土) ☆晴れ。 気温はあがらず、夕刻からは真冬並みに冷え込んで来る。 ☆昨夜はチャンポン(ビール、焼酎、ワイン、スコッチ)で相当呑んだので、朝まで酔っぱらっていた。 しかし不思議と宿酔は全くなし。 ☆先日からスマホの電話帳登録をしようとすると容量がいっぱいで保存できないとエラーが出るので、昨日までに不要になった電話帳の登録を削除した。 しかしそれでもまだ新規登録が容量オーバーでエラーになるので、溜まりにたまった画像をPCに移すことにした。 ☆このスマホの画像のPCへの異動はUSBコードで何度か試みてみたのだが、いつも”形式が違います”というエラーが出て、移動出来なかった。 しかしヤマダ電機で尋ねた処、やはりUSBコードでの移動が最も早いということだった。 ☆今日はまずメッセンジャーやラインの画像を移動ないし削除の作業を進めたら、スムーズに作業できた。 ところが最も画像の多いカメラの画像を移動しようとすると、やはりエラーが出て移動出来ない。 あれこれやっているうちに最初の数回は移動できるが、そのうち負荷がかかりすぎるのかエラーが出るのと、夥しい画像が全て表示されてから作業しないと エラーが出ることが分かって来た。 したがって、エラーが出るとPCを再起動させてスマホの負荷を軽減するということの繰り返しで、一日スマホとにらめっこで過ぎた。 それでもカメラの画像を移動できたのは、ほんの一部である。 駅前モニュメントの作業は、殆どスマホで撮っていたので、PCに保存していない画像が沢山ある。 4月7日(金) ☆午前中まで激しい雨。 雨は午後に這入って止み、夕刻からは晴れて来る。 ☆午後3時から高鍋町美術館で、第22回高鍋高校OB美術展の搬入展示作業。 今回は昨年亡くなった大上先輩を含め、18人の出品で、あっという間に展示作業が終わった。 年々、亡くなられる方や体調不良で退会される方が増えてきていて、若手のOBの発掘が急務と成って来た。 ☆展示作業を終えて、4年ぶりに懇親会。 酒を呑んだのは私とデザインの松村慎一君だけで、松村君の誘いで2次会、3次会と呑み歩く。 久々に大酒を呑み続けた。 ☆2週間余前から、我が家の庭で鳴き声の美しい鳥が毎日のように鳴いている。 初めてその鳴き声を聴いた日に、二人展で妻の作品が売れたので、我が家にとっては幸福の鳥である。 これまでも春になるとやって来てはいたが、これほど長い間やってくるのは今年が初めてである。 私は野鳥の種類の知識が無いので何んという鳥なのか、ネットで調べてみると、どうやらイソヒヨドリだとわかった。 そして全体が黒っぽいのでメスのようだ。 普通は求愛でオスしか鳴かない鳥が殆どだが、イソヒヨドリはメスも鳴くのだそうだ。 4月6日(木) ☆一日、雨。 今日も午後半ばからは激しい雨となり、午後11時20分には高鍋町に35mm/hの豪雨予報。 ☆午前に宮崎市から、老齢のご婦人の来客。 先日の二人展の新聞記事が二人展終了前に掲載されたので、行きたくても時間の調整が出来ないので、後日ご自宅に伺ってもよろしいでしょうか、 というお電話をいただいていた。 電話では自分も若いころに版画をやっておられた、ということだったのだが、実際は木彫(皿)をやっておられて、新聞記事にあった”彫刻”を”木彫”と勘違いされて、 もう高齢で木彫ができないので手元に在る材料をお譲りしたい、ということであった。 色々お話していたら、伊藤一彦先生の奥さんともお知り合いらしく、「月の雫」を買っていただいた。 ☆午後は、昨日和訳した海外シンポジウムの要項を整理する。 不明な部分について、オルガナイザーに問いあわせる。 4月5日(水) ☆一日、雨。 午後半ばからは本格的に激しく降る。 ☆デスクワークの一日。 来年の某シンポジウムへの案内が届いたので、要項を和訳する。 ☆午後に二人展の礼状DMが届いたので、午後後半は宛名書きをして、夕刻までに郵便局へ投函する。 ☆アーロン・マスクがAIの進度が急激すぎて、コントロールの限度を超えていて、このままでは人類はAIに支配されるという警告を発している。 東京大学も生成系AIについて、「人類はこの数ヶ月でもうすでに”ルビコン川”を渡ってしまったのかもしれない」などと見解を表明している。 これらの危機感に対して欧州では教育現場での使用禁止を打ち出したりしている。 しかし、日本の教育現場では日増しにAIの導入が進められていて、先生たちは本来の教育とは大きくかけ離れた疲労感に圧し潰されている。 私も日本中の景観を破壊している太陽光パネルの急激な拡大や、教育現場への急激なAI導入に、もうインターネットも何も無い世界へ戻りたいと思えて仕様が無い。 このままでは、AIが人類を支配すると言うSFの世界がもう限りなく近い未来にやって来る。 すでに美術の世界でもAIが描いた絵画が出回っている。 彫刻の世界でもコンピューター入力による石の彫刻や3Dプリントによる造型が普通になってきている。 未来がちっとも明るくない。 こんな世界に長居したくない、と日々つくづく思う。 4月4日(火) ☆晴れ。 今日も花冷え。 花粉の多い一日だったようで、またも夕刻にはフロントガラスが真っ白になっていた。 ☆一日、デスクワーク。 昨日届いていた某海外シンポジウムの要項を和訳する。 ☆夕刻に、依頼していた不用品回収業者がコピー機を搬出に来る。 手際よく、あっという間に持って行ってくれた。 単なる2階からの運び出し手間賃のみで、数年前の断捨離の時の業者の言い値とはまるで違う低料金だった。 4月3日(月) ☆晴れ。 すっかり春めいて気持ちの好い気候。 ドライブには最高の気持ち良さ。 日中はとても陽射しが暑かったが、風が強く、夕刻からは再び冷え込んで来る。 ☆一段落して天候も良かったので、午前に、依頼されていた初代理事長夫妻のブロンズ像の着色修正作業に日章学園へ出向く。 ところが学園へ出向くと、事務室には誰も居ない。 本部へ電話を入れても誰も出ない。 実は今日は新学期初日なので、職員は全員が体育館に集まって仕事初めの行事が行われていた。 作業道具をブロンズ像の傍らに置いたところで行事が終わり、一斉に職員の皆さんが向かいの体育館から出て来られて、ブロンズ像の前に集まられて礼拝を 始められた。 あわてて道具を引っ込め、職員の皆さんが居なくなるまで待機する。 ☆初代理事長と2代目理事長の夫妻像のブロンズ着色が、どういう原因かわからないが、着色の鉄漿が流れてしまって見苦しくなっているので、修復出来ないか、 という依頼であった。 ブロンズの着色は私の専門外なので、以前に鋳造所から送ってもらっていた修復道具一式を使って作業してみた。 指示書きでは、塗料を噴霧器で掛けるとあるが、今日は風が強いし、形も入り組んでいるので筆で塗ってみた。 色ムラは出るが、鉄漿の黒い汚れは抑えられたのでそのまま筆で塗り直す。 その上に、ワックスを噴霧する。 ワックスを塗ったばかりでテカテカするが、担当職員に見て貰ったら、鉄漿の黒い汚れが無くなったので喜んでもらえた。 これで2,3年は持つのではないのだろうか。 ☆妻は異動先での初勤務。 勤務先は私と次男の母校で、これまでで最も通勤距離の短い高鍋東中学校である。 4月2日(日) ☆晴れ。 午前は雲の多い空模様。 相変わらずの花冷えで、一日冷え込む。 ☆妻が西都原公園の桜と菜の花が見たいと言うので、昼前に出かける。 ところがすでに西都原へ登る妻高校手前から、延々と車の渋滞が続いている。 西都市の勤務が長かった妻の判断で、妻高校の背後に廻って西都原公園へ上がると、駐車場は満杯で多くの人でごった返している。 車から降りるのは断念して、ドライブスルーで花見をする。 これだけ、日本人は花見をして春を満喫し、豊かなエネルギーを貯えたいのだ。 ☆最近、高鍋町内のあちこちの田んぼや畑に、太陽光パネルが矢継ぎ早に設置されていて、長閑な景観が醜悪なものに成ってしまっている。 日本中の野山が太陽光パネルだらけで、日本中の景観が壊滅状態である。 彼らの言い分は、”景観ではお金にならない”である。 どんな美しい景観であろうと、その土地の所有者にとっては一文にもならないという屁理屈で、日本中の美しい景観が太陽光パネルで覆い尽くされている。 しかし、人間は美しい景観を観ることによって、お金に変えられない豊かなエネルギーを得ることができる。 だから花見に多くの人が繰り出す。 広大な西都原公園が太陽光パネルだらけになったら、誰も来ない。 ☆今日は昭和38年に我が家が大火に遭って、丁度60年目である。 先日の高校同窓による舞鶴公園の花見宴で、はからずもこの大火の話が出た。 このHP日記で毎年書いているように、この大火は高鍋町では戦後2番目の大火で、「高鍋町史」には”中町のふろ場の取灰の不始末”が出火の原因と記載されている。 だがこれは完全に誤りであり、警察の捏造である。 第一発見者は私と姪で(正確には異常に吠えていた愛犬が第一発見)、隣家の小屋の中が真っ赤な炎に包まれていて、その炎が我が家に攻め入って来た。 しかし警察の取り調べで、私たち子供の証言は信用されず、”ふろ場の取灰”という原因を捏造され、新聞に火災原因として発表された。 常識で考えて、火災が起きたのは午後3時であり、前夜の風呂の灰に火災が起きるほどの熾火が残っているなど考えられない。 その日、隣の家では倉庫の工事をしていて、若い職人が咥え煙草で作業していたのを見ている。 そういう目撃証言も採用されず、現場での立ち合い検証もなかった。 それで、先年に「高鍋町史」が改訂されたときに、担当者に記述内容の訂正を申し出ていた。 ところが、舞鶴公園の花見宴の話題の中で、役場勤務だったN君の話だと「高鍋町史」の改訂版はこれまでに記載されていた内容の変更は一切無く、新しい事項が 追加されての”改訂”になるのだと言う。 と言うことは、未来永劫、60年前の大火の原因は我が家にあるということになってしまうのだ。 警察の”捏造”はかくも怖ろしい! 4月1日(土) ☆晴れ。 朝のうちは陽射しが強く、車の運転中はとても暑かった。 しかし次第に雲が多くなり、午後からは冷え込んで来る。 ☆ホテルを早めにチェックアウトして、帰宅する。 ホテルの朝食は値段の割に品数がとても少なかった。 ☆午後に、高鍋駅前モニュメントの制作過程の映像記録を担当してもらったM氏来訪。 映像記録の締めとしてのインタビュー。 モニュメント制作を振り返っての思いと、私の生きざま等についての質問に答える。 折りからの県議選選挙カーの往来で、度々、録音が中断される。 5月の下旬辺りにモニュメントの完成祝いの場がありそうなので、それまでには記録映像を披露出来るように編集作業を進めて貰う。 ☆あっという間に4月に這入った。 やらなければならないことが山積している。 定年後に何もすることが無く、急激に老いてゆく人たちが多いそうだが、定年の無い私は死ぬまでが現役なので、まだまだやるべきことが在って老いる暇が無い。 このHPは2001年3月31日に始めていて、この日記も当時から記載しているので、今日から24年目に這入る。 3月31日(金) ☆一日、雨。 夕刻までには雨脚は止まる。 ☆午後から妻と宮崎へ出て、アミュプラザで話題のアニメ・ジャズ映画”BLUE GIANT”を観る。 仙台から高卒後に上京してきた青年が、世界一のサックス奏者を目指してのドラマで、人物の描写はまったく平面描写の漫画なのだが、背景の描写や演奏中の 様子など、殆ど実写に近い程の描写に圧倒されるし、演奏も素晴らしかった。 やはり私もアドリブでハーモニカが吹けるようになったらいいなと思う。 ☆今夜は妻のボーカル講師の片貝晴美さんのライブがあったので、ホテルにチェックインして演奏会場へ出かけた。 ところが、会場入り口の立て看板に書かれた開演時刻が、私たちが受け取った情報より30分遅い。 すでに会場に来られていた方たちも戸惑っておられた。 何かの事情で30分遅くなったのだと思い、何処かで時間を潰そうということになったが行く当てもない。 ライブの後に何処かで美味しい食事をしようとホテルまで取ったのだが、時間を潰すために軽く食事をしようと言うことに成り、周辺を歩き回った。 ようやくマレー料理を出す小さな店を見つけて、チキンライスとミーゴレンを摂ってライブハウスへ戻った。 ところがすでに演奏が始まっていて、驚いた。 事情を聞くと、店のオーナーが間違って30分遅い時刻を書いてしまい、お客さんからの指摘で書き直されたが、その時はすでに私たちはその場を離れてしまっていた。 したがって、私たちより後から来られた方たちは全く普通に会場へ這入られ、予定通りに演奏が始まったのだと言う。 私たち夫妻はライブ会場がわからず、それで開演時刻に間に合わなかったのだと、事情を知らない片貝さんから歌の合間にアナウンスされた。 妻はその不手際に怒りを抑えられず、ライブの演奏は殆ど耳に這入らなかったようだ。 しかも、妻の後ろに赤子を連れたお客がいて、赤子が泣きわめいて妻を背後から何度も蹴って、余計に苛立ちが納まらなかった。 ☆ライブが終わって繁華街へ出て食事を摂ろうと思うが、マレー料理がまだ胃に閊えているうえに妻は怒りで腹も減らない。 たまたまネットで調べていたオープンカウンターのワインのお店を通りかかり、席も空いていたのでそこでワインを呑む。 ワインをボトルで取り、軽いおつまみで済ませた。 料金もとても良心的で、気持ちも落ちついて、ホテルへ戻る。 3月30日(木) ☆午前のうちは晴れ。 昼前から曇り。 花冷えで底冷えの一日。 ☆午前に高鍋町総合庁舎へ、申請していたパスポートを受け取りに行く。 渡航先では海外用の接種証明カードが必要なのか尋ねてみたところ、対応は国によって異なるのだと言う。 旅行代理店への書類にパスポート情報を記載して、簡易書留の速達で書類一式を送る。 ☆夕刻から舞鶴公園で高校同窓の花見宴。 コロナ禍に這入ってから、ようやく4年ぶりの花見宴であった。 出かける前にパラリと雨粒が落ちてきたが、花見の間には雨にはならなかった。 底冷えの寒さだったので真冬の防寒ジャンパーを着て行ったが、酒が這入るとジャンパーは不要だった。 夜になると結構な夜桜見物の方たちが来られた。 3月29日(水) ☆晴れ。 花冷えでとても冷え込む。 午後に所要があって隣の西都市まで走ったら、沿道の桜は今が満開を迎えている。 ☆このHP日記を更新して転送しようとしたら、ファイル名にエラーが出て転送できなかった。 昨日更新した高鍋駅前”MOON DANCE”の画像ファイル名に、”MOON DANCE”と空白を入れたままだったのがあったようだ。 それでファイル名を”MOON-DANCE”としたら、転送も正常に出来て、昨日に画像へのリンクがうまく行かなかった不具合も解決した。 ☆5月の連休に、妻とべトナム・カンボジア旅行を予定している。 当初は、いつか行きたかったベトナムのホイアン(ランタンフェスティバルが有名)へ行くつもりだったが、妻がカンボジアのアンコールワットへも行くツアーを見つけて、 アンコールワットも一度行ってみたかったので、こちらで申し込んだ。 昨日に旅行代理店から必要提出書類が届いたので目を通したら、カンボジアはビザが必要で、申請書類とパスポートを出発4週間前までに送ってくださいとある。 私のパスポートは明日発行されるので、明日にパスポートを受け取ったら直ぐに送れるように、必要書類を書く。 ☆二人展での作品売り上げ代金で、版画プレス機が買えそうなので、その前に設置場所を確保しなければならない。 3年前の断捨離の時に、邪魔になって仕様が無い大型コピー機も業者に引き取ってもらおうと思ったのだが、引き取り料金が法外に高くて断念した。 それで今日はネットで業者を検索してみたら、引き取り手間賃だけの格安料金だった。 コピー機の写真とサイズも送っての回答だったので大丈夫だろう。 近年は、水道工事も白蟻工事も全国ネットの業者にお願いしていて、とても作業と対応が丁寧で良心的だった。 来週に引き取りに来てもらえることになった。 3月28日(火) ☆晴れ。 花冷えで冷え込んだ一日。 ☆軽トラの車検切れが間近なので、朝一に馴染みの整備工場へ出かけて、検査に立ち会う。 私の軽トラはもうかなりの年数が経っているし、近年は大きな修理を何度もやってもらっているので、車検に通らない部品の交換以外にも安全面でのかなりの 部品交換が必要になり、かなりの費用となった。 次回の車検時には買い替えが必要かもしれない。 ☆高鍋町観光協会に、高鍋駅前”MOON DANCE”のマグネットを見本で持ってゆく。 二人展では飛ぶように売れたので、観光協会でもオリジナルのマグネットを作れば、かなり売れると思う。 知人がドローンで上空からのロータリーの画像を撮ってくれていた。 おそらく色んな人が色んなシチュエイションでの写真を撮ってくれているだろうし、これからも撮ってくれ続けるだろう。 ☆午後に、このHPの作品ページに高鍋駅前”MOON DANCE”を加えて更新する。 もうしばらくこうした作業をやっていないので、操作を想い出すのに時間がかかった。 ところが、ページに記載した画像をクリックすると、新しいページに拡大画像が表示されるようにリンクを貼るのだが、うまく行かない。 この編集ぺージのプレビューではちゃんとリンクで新しい画像ページが開くのだが、転送したネット画面ではまったくリンクが開かない。 何度やっても同じである。 新しいホームページビルダーでは、その操作が出来なくなったのだろうか。 3月27日(月) ☆晴れ。 気温は上昇して春らしい陽気の一日。 ☆今日も二人展の残務処理。 午前に、購入していただいた版画作品を梱包して宅急便で送る。 アンケートのプレゼント小版画も、レターパックで送る。 ☆午後は妻のボーカルレッスン。 7月初めあたりに南町ライブを開催予定で、妻はそのレッスンに這入った。 私はまだジョイントせず、傍らで今回の二人展の作品集のレイアウト作業をする。 ☆”彫刻集団・佐賀”の作品が返って来る。 彫刻集団・佐賀は既婚の女性メンバーが多いのだが、毎回、等身大の作品を出品している人が多い。 それに比べ、宮崎では才能の有る女性作家たちが、ほぼ全員、結婚して彫刻制作が出来なくなっている。 3月26日(日) ☆一日、雨。 雨は小降りだが、花冷えで気温は上がらず。 ☆一日、二人展の残務作業。 朝のうちに、会場でのアンケートによるプレゼント小版画の抽選。 午後に、礼状のイラストレーターデータを作成し、ネット印刷の注文。 そのほかデータ等の整理。 マグネットと缶バッチは約160個も売れている。 ☆買っていただいた版画のうち、高鍋町内在住の方には直接届けたり、取りに来ていただく。 3月25日(土) ☆曇りがちの晴れ。 気温は冷え込む。 夜になって再びの雨。 ☆二人展、10日目の最終日。 最終日と言うのは何時も期待を外されて来客は少なく、落胆で終わることが多い。 しかし今日は、私たちがギャラリーに這入る前からお客がいて、一日中客足が絶えず、搬出作業に這入っても来客があった。 作品も私の作品も妻の作品も複数点買っていただいた。 昨年が来客数も作品販売もがた落ちだったので、今回も年度末で雨続きだったこともあってあまり期待していなかったが、作品も売れマグネットも飛ぶように売れ、 期待を大きく上回る成果を出すことのできた二人展であった。 来年も今回とほぼ同じ時期に開催する。 ギャラリーの日曜日開催を強くお願いした。 ☆夜は、もう葉桜になってしまった我が家の夜桜を眺めながら、私の手造りピザで妻と二人展の打ち上げをする。 あいにく小雨になって来たので、軒下での宴となったが、妻のスマホから流れるお気に入りの曲をワイヤレススピーカーで聴きながら、至福の時を過ごす。 3月24日(金) ☆曇りのち晴れ。 気温も上昇して生暖かった。 夜になって再び雨模様となる。 我が家の桜は殆ど葉桜になった。 ☆二人展、9日目。 今朝の宮日新聞にようやく記事が出た。 内容はこういう展覧会をやっているという最小限度の情報のみで、載っても載らなくてもいいような程度の記事だった。 だが、新聞を見て来られた方が結構多かった。 こんなに反応があるのなら、何時ものように二人展が始まって直ぐに取材して掲載して欲しかった。 ☆そういう訳で、今日も客足が絶えることは無く、妻の作品も売れた。 殆どの方が、高鍋駅前のモニュメントを見ておられた。 モニュメントの大きさに較べ、作者の私が想像外に小柄な小男なので、驚かれる方もおられた。 ☆夜は中町公民館のお仙稲荷の直らい。 コロナも落ち着いて、こうして従来通りの酒宴が開けるようになった。 4月に這入ったら、3年ぶりに新年度総会を開催して、その後に家族総出での酒宴を開こうと言うことになった。 3月23日(木) ☆朝のうちまで雨。 雨は直に上がって青空が拡がる。 我が家の桜は、青空を背に受けて満開となった。 しかし雲の流れが不安定で、晴れたり曇ったりの天気。 気温は上昇して、宮崎県内は軒並み夏日となり、日向市は国内最高気温29,3度を記録。 ☆二人展、8日目。 今日の天候の回復を受けて、客足はまずまず。 版画作品も、ようやく私の作品も妻の作品も売れた。 ☆夕刻に帰宅すると、今日の暖かさと強い風で、我が家の桜はもう満開を過ぎて葉桜になりかけていた。 3月22日(水) ☆一日雨。 天気予報では晴れになっていたが、お昼前に空は明るくなったが雨は止まず、夜には再び本格的な雨となる。 今朝は我が家の庭でホーホケキョが鳴いていた。 そして雨の中で、もう桜が満開を迎えている。 ☆二人展、7日目。 午前はWBCの決勝だったので誰も来ないだろうと覚悟していたが、実際はWBCの影響は全くなかった。 今日は久しぶりに来客が絶えなかった。 追加注文していた高鍋駅前”MOON DANCE”のマグネットも朝のうちに届いて、さっそく買っていただいた。 コロナ禍と1月開催ということで来場者の少なかった昨年の来場者と、今日までの来場者が同数になったので、昨年よりは来場者が増えそうである。 ☆この”ギャラリーしんとみ”は、当初は行政支援で運営は役場だったそうだが、数年前からは商店街の運営になっているようだ。 そしてギャラリーの日曜日閉鎖は、商店街の新しい会長の独断で、ギャラリーには何の相談も無く、突然告知されたのだと言う。 商店街の会長が、自分の足元の商店街の息の根を止める日曜日閉鎖を求めるなんて、普通では考えらえない。 そして会長に抗議をするにも、会長自身は高鍋町に店を出していて、殆ど商店街には不在で、しかもコロナでこの3年の間、商店街の会合も無いので 意見を伝える場も無いのだと言う。 当然、ギャラリーの利用者からは、私が思うように利用料金を割り増し支払いしてもいいので、日曜日に開けて欲しいという意見が多いのだそうだが、 ギャラリーのスタッフが会長に電話をしても出ないのだと言う。 3月21日(祝・火) ☆一日、激しい雨。 高鍋町には午後に大雨警報が発令された。 ☆二人展、6日目で後半に入る。 しかし期待した祝日の今日は、激しい雨とWBCの準決勝で、完全に客足を絶たれた。 WBC熱戦中は、商店街には誰も通らないし、車の動きも全くない。 昨日の電話で今日のお昼前の来訪を約束された方も、勿論姿は見せられない。 結局、午前は知人との待ち合わせ日を間違って高鍋町から来られた方と、WBC観戦後に昂奮した気持ちのまま宮崎市から来られた知人夫妻のみ。 ☆明日の午前はWBC決勝戦なので、誰も来られないだろうし、明日から最終日まではずっと雨の予報である。 この先も、来客は見込めない。 1つは、この時期は年度末で皆さん多忙な時期なのだ。 3月20日(月) ☆朝のうちは晴れていたが、次第に雲が出て、午後半ばからは雨となる。 明日からはずっと雨の予報である。 我が家の庭には桃の花も開き始めたが、この長雨では花見も出来ぬうちに桜は散ってしまいそうである。 花冷えの空気の冷たい一日。 ☆朝一に、O内科へ血圧の定期健診。 どこも異状はなし。 ☆今年は海外へ行けそうなので、切れていたパスポートを取り直す。 午前に申請書を記入し、役場で戸籍謄本を取る。 午後に高鍋総合庁舎へ出かけて、申請書等を提出。 30日にはパスポートを受け取れる。 ☆明日は彼岸だが、ギャラリーがあるので、午後に妻と墓参。 ☆今日もギャラリーはお休み。 やはり、昨日の日曜日にギャラリーへ行かれた方が結構おられる。 電話やラインで、報告が届いた。 今日も、今から出かけますというお電話をいただいた方がおられる。 みなさん、遠く宮崎市内や高鍋町から出かけられていて、本当に申し訳ない。 3月19日(日) ☆晴れ。 陽射しは暖かいが、桜の花が開き始めると花冷えで空気が冷たくなる。 ☆今日はギャラリーが休みなので、自宅でゆっくり過ごす。 ギャラリーが日曜も休むようになったのは今年度からなのだが、”ぎゃらりーしんとみ”は行政支援のギャラリーで利用料金が格安であり、スタッフの給与も 行政から支払われる。 しかし、やはり近年の緊縮財政で締め付けが強くなり、利用料金も値上がりし、日曜日閉鎖となってスタッフの給与も下がった。 だが私たち出品する側からすると、日曜日に閉鎖されると、働いている人たちは観に来れなくなる。 とくに私たちのような町外からの利用者は、来ていただく方はほとんど日曜日にしか来れない。 昨日のギャラリーコンサートのお客さんの中にも、折角日曜日に来たのに締まっていたと行政への批判をされる方がおられた。 実際、やはり今朝、高鍋町から出かけたのにギャラリーが締まっていたという知人からの電話があった。 利用料を上げてもらっても良いので、日曜日は開館してほしい。 ☆スーパーで買い物をしていたら、見知らぬ高齢の男性から声を掛けられた。 ”失礼ですが、あなたは彫刻家の方ですか?駅前のモニュメントは素晴らしいですね。ありがとうございます。” この方は毎日、駅前ロターリーを通られているということ。 作品のコンセプトも尋ねられた。 町民の皆さんに喜んで受け入れてもらっているようで嬉しい。 ☆昨日のライブの様子のビデを、片貝さんから送ってもらった。 客観的に聞くと、やはり私のハーモニカはテンポがバラバラだし、這入りが遅れている。 やはりこうして客観的に聞き直してみることが大切だ。 3月18日(土) ☆朝方まで本格的な雨。 夜明けてからは晴れて、気温も上昇。 午後からは再び雲が出て、午後後半には小雨交じりの曇天となり、冷え込んで来る。 ☆我が家の桜が開花する。 ☆二人展、5日目。 午前は良いお天気だったので客足は良かった。 ☆午後は2時からギャラリーコンサート。 1週前のリハーサルでは私のテンポが全く合わず、演奏者の皆さんに大変な迷惑をかけてしまったので、ここ1週間はずっと自己嫌悪に陥ってしまっていた。 昨日までの妻との練習でも、1度もうまく演奏できず、逃げ出したい思いだった。 今朝は朝食後に妻と特訓をして、ギャラリーでも客足が絶えた時にスマホからイヤホーンを使って必死でリズムを体に覚えさせた。 そしてお昼過ぎからのリハーサルに臨んだら、やはりハーモニカをイコライザーに接続すると音が素晴らしく良い。 その音に力を得て、リハーサルでは大きなミスも無く演奏できた。 ☆いよいよ午後2時からの本番。 多くの方がギャラリーを埋め尽くされた。 妻のボーカル、片貝さんの電子ピアノ、照沼さんのドラム、中村さんのウッドベース、そして私のハーモニカ。 私のハーモニカの音が鳴り響いた途端に、客席の皆さんが一気に息を止めてハーモニカの音色に引き込まれているのがはっきり感じられる。 私も会場の皆さんの顔を見渡しても、まったく緊張しない。 ピアノ伴奏の片貝さんからも、満面の笑みでの”すごいいいですよ”というメッセージが伝わってくる。 無事に前半の演奏を終えて休憩に入ると、”ハーモニカがすごく良かった!昨年より全然いいですよ!”とお客さんに声をかけて貰った。 そして、無事に後半のアンコールまで、大きなミスも無く、演奏することができた。 昨日まであんなに滅茶苦茶に失敗ばかりしていた演奏が、本番では見事に演奏できた。 やはり練習、特訓は必ず成果が出る。 逃げなくて良かった。 ☆演奏の後は、マグネットが飛ぶように売れた。 ”MOON DANCE”のマグネットは完売した。 ☆夕刻から、我が家の近くの”おざわ別館”で打ち上げ。 楽しくお酒と料理を楽しむ。 妻は、もう6月に南町ライブをしたいと言っている。 ☆二人展の版画の制作と、ライブのハーモニカ練習に這入ったのは、駅前モニュメントを設置し終わってからである。 息つく暇も無く、わずか1カ月半での作業だったが、版画の評判も良いし、演奏もうまく行った。 密度の濃い毎日を過ごさせてもらった。 3月17日(金) ☆一日、雨。 雨は夜になって本格的になる。 水冷で寒々しい一日。 ☆二人展、4日目。 午前は行政関係者やギャラリーでの絵画教室生で賑やかだったが、午後はバッタリ人足が絶えた。 午後半ばに知人が来られたのみ。 雨で出足が鈍ったようだ。 ☆午後に宮崎日日新聞新富支局の取材。 何時もなら搬入時に取材が這入るのだが、しばらく入院等をされていて動けなかったとのこと。 ☆夜に久しぶりに伊藤先生よりお電話。 近況等語る。 近いうちに高鍋で呑むことになった。 3月16日(木) ☆晴れ。 日中は暖かかったが、夕刻からは雲が出て冷え込んで来る。 ☆二人展3日目。 今日もまずまずの来客。 ☆今日はスマホでのテザリングが普通に出来たので、朝のうちに”MOON DANCE”のマグネットを追加注文する。 最速で22日にしか届かないが、致し方ない。 ☆広報たかなべ3月号の表紙は、夕暮れの高鍋駅前”MOON DANCE”の画像だった。 とても美しい画像で、デザイナーの古川君が撮ってくれたものだ。 ラインとフェイスブックで流したら、大好評である。 ☆妻は今日が春の異動の内示日だった。 異動は半々の確率だと思っていたが、思いもしなかったところへ異動になった。 3月15日(水) ☆晴れ。 朝のうちは陽射しが強く暖かかったが、次第に雲が多くなり、冷え込む。 ☆二人展2日目。 私の出品作に大理石彫刻の小作品を加える。 ☆今日は昨日より来訪者が少なかったが、”MOON DANCE”のマグネットで”MOON DANCE”のロゴ入りのマグネットがほぼ完売した。 追加発注しなくては。 やはり、マグネットは確実に売れる。 ☆今日はスマホのテザリングでパソコンのネット接続ができたので、午前のうちに某海外シンポジウムのエントリーデータを整えて、エントリーをする。 しかし、午後にはパソコンの接続先にスマホが検出されず、ネットは全く出来なかった。 ☆帰宅して、来週から3年ぶりに開催される彫刻集団・佐賀の出品作を宅急便で送る。 3月14日(火) ☆晴れ。 冷え込んだ一日。 夕刻から体が冷え込んで片頭痛がしてきた。 帰宅すると悪寒がして、動けなくなってしまった。 風邪かなと思ったが、しばらくすると恢復した。 ☆版画小作品・二人展の初日。 初日はあまり動きはないかと思っていたが、午前はギャラリーの常連さんたちの来訪だったものの、午後からは私や妻の友人・知人たちが来てくれた。 マグネットも売れて、初日としてはまずまずの動きであった。 今回も皆さんに人気投票のアンケートをしていただく。 ☆近くの保育園児たちが来てくれて、高鍋駅前モニュメントのパネル写真を見て、”あっ、テレビで見たよ!”と口々に叫んでいた。 来場してくれた友人・知人たちもすでに見に行っていただいた方たちや、今日は帰りに高鍋駅へ寄ってモニュメントを見て帰ると言う方たちもおられた。 ”MOON DANCE”のマグネットも、満月の夜のマグネットも作って欲しいと言う方がおられた。 満月の夜のマグネットは、やはりプロのカメラマンに撮ってもらったものを使いたい。 また、”MOON DANCE”の股下に落ちる夕陽の写真もいいのではという知人もおられた。 ☆ギャラリーには毎回パソコンを持って行って、スマホのテザリングでネットに接続するのだが、パソコンを替えたら、出来なくなった。 3月13日(月) ☆晴れ。 朝のうちは暖かかったが、昼前から次第に冷たい風が吹き始めて、冷え込んでくる。 ☆二人展搬入。 朝のうちに、版画等を車に積み込む。 10時より、”ギャラリーしんとみ”にて、搬入展示作業。 もうこのギャラリーでの二人展も3回目なので、展示作業はスムーズに進む。 12時半くらいには、ほぼ展示作業は終了。 積み込み時に、私の彫刻小作品が目についたので、それも持って行って、私の作品は24点となった。 妻と私の作品で合計58点。 資料を見直したら、昨年は私の彫刻とオブジェがかなりあったので、昨年は68点の出品だった。 しかし、私は高鍋駅前モニュメントの設置が終わってからの版画制作だったので、上出来だろう。 ☆午後は、今日の二人展搬入までに準備の間に合わなかった資料等の作成。 ☆夕刻に、新調したメガネがメガネ店に届いた。 明日から二人展が始まって、来客と対面しなければならないので、ギリギリ間に合って助かった。 ☆先日提出した確定申告書の下書きが、受付印を押されて送られてきた。 今回も申告通りに受理された。 ☆今日からマスクの着用が個人の判断に任されるようになった。 私は蓄膿症の慢性的な鼻づまりなので、マスク着用は息苦しくてたまらず大嫌いだったので、早速、今日からマスクを外した。 しかし、日本人は他の人と同じ行動を取らないと生きてゆけない民族なので、私以外にマスクを外している人は殆ど居なかった。 何度かスーパーに買い物に出たが、私以外にマスクを外している人はただ一人だけであった。 3月12日(日) ☆晴れのちくもり。 夕刻にはいったん天候は回復して晴れたが、夜更けになって雨。 今日も気温の高い一日。 ☆息子たちは午前のうちに東京へ帰って行った。 空港までは妻が見送る。 ☆私は木版画10作目の版木彫りと摺り。 今日は手漉き和紙で摺ったら、綺麗に摺れた。 ☆結局、私は木版画の新作が10点、色違いが2点、葉書絵が10点、そして彫刻1点の計23点。 妻が34点の出品で、二人で57点。 昨年が60点だったので、ほぼ昨年並みの出品点数となった。 3月11日(土) ☆晴れ。 この春一番の暖かさ。 暖かさを越して、皆さん半袖の人が多かった。 ☆妻と息子たちは、午前に比木神社の天井画を観に行き、西都原考古博物館へ。 私は二人展の準備。 ポスターのパネル貼りや、高鍋町美術館へDMを持って行く。 ☆息子たちはお昼に帰宅して、家族4人で高鍋駅前へ行き、タイマーで”MOON DANCE”と家族写真を撮る。 滅多に無い記念すべき家族集合写真なのに、メガネが行方不明になり、不格好な作業用メガネで家族写真を撮らなければならない無念。 ☆午後から、二人展期間中のギャラリーコンサートのリハーサル。 サポートミュージシャンに片貝さんのピアノ、照沼さんのドラム、中村さんのウッドベース。 今日は私が一人で皆さんの足を引っ張ってしまい、皆さんをかなり苛立たせてしまった。 とにかく私はリズム感がゼロなので、テンポが狂ってしまって、サポート演奏される皆さんの集中力を乱してしまい、何度も演奏がストップしてしまう。 コンサートまで残り1週間。 ☆夕刻から木版画の10作目に這入る。 下絵を描いて、版木への転写まで。 ☆夕食は私の手作りピザとスペアリブの炭火焼で、家族4人の楽しい時間を過ごす。 やはり、家族で過ごす時間は楽しいし、食事も美味しい。 ☆例の車のフロントガラスに張り付いた付着物は、やはり花粉だった。 今年は花粉の量がすごく多く、息子たちの住む東京でも車に花粉が付着して、ガソリンスタンドの洗車場は長蛇の列だと言う。 また、今日来ていただいたサポートミュージシャンの方たちも全員、ひどい花粉症で苦労されている。 ☆オーダーしていたマグネットが届く。 ”MOON DANCE”のマグネットは上々。 海外の観光地のマグネットのように、”MOON DANCE”の文字を入れたパターンも作ってみた。 3月10(金) ☆晴れ。 今日も気温が上昇。 宮崎県内は軒並み20度以上の5月のような陽気だった。 ☆午前に木版画9作目の版木彫り。 午後に手漉き和紙と新鳥の子で摺る。 今日は新鳥の子はあまり波打ちが起きなかった。 やはり湿し具合で違ってくるのか。 摺りの上りは手漉き和紙の方が良かった。 水張りテープを調達したので、新鳥の子紙で摺った作品を水張りしたら、綺麗に紙が伸びてくれた。 できればあと1作、新作を作りたい。 ☆昼過ぎに、来年の仕事の打ち合わせで関係者の来訪。 ☆久しぶりに長男と次男が帰って来たので、夕刻に高鍋駅まで妻と迎えに行く。 高鍋駅前の”MOON DANCE”を見たくて帰って来たので、先ずはロータリーでフラッシュを焚いての記念写真。 夕食は私の手料理で、伊勢海老尽くし。 家族4人がこうやってそろうのは何年ぶりだろうかと皆で記憶を手繰ってみたら、どうやら息子たちが我が家を旅立ってからは1度も4人そろったことは なかったようだ。 3月9日(木) ☆曇りのち雨。 雨は午後には激しく降る。 水冷で気温は上がらず、冷え込む。 ☆朝一に税務署の投函箱へ確定申告書類を提出。 ☆その足でメガネ店へ出向いてメガネを注文する。 やはりレンズの在庫が無いので、メガネができるのは二人展が始まってからになる見込み。 今日も一日中、あらゆる可能性のある場所を捜してみたが、行方不明のメガネは見つからない。 夢の中で、本棚の本の上に置いてあったので、本棚を入念に点検してみたが、無かった。 ひょっとすると、ときどき体験するパラレルワールドの世界に、メガネが移ってしまったのではないのか、とさえ思う。 多分、新しいメガネが出来てから、ふいに現出する気がする。 ☆日中は二人展の準備。 妻のキャプション等は出来ているので、キャプションと”MOON DANCE”のプリントにウッドラックパネルを貼る。 そしてプレゼント用のミニ版画をプリントアウトし、額に入れる。 ☆夕刻から、木版画9作目の下絵と版木彫り。 今日になって、ようやく注文していた手漉き和紙が届いた。 あと1,2点を手漉き和紙で摺りたい。 ☆読売新聞記者から、モニュメント除幕式の記事掲載の新聞が送られて来た。 3月3日に掲載されていた。 3月8日(水) ☆晴れ。 今日も非常に暖かい一日。 宮崎県内はすべて20度以上の気温。 ☆朝のうちに、昨夜撮った満月の写真を明度等の調整をして、見易くする。 私はいつもの通りバカチョンカメラでシャッターを押すだけなので、モニュメントと満月の両方に焦点を合わせることなどできないし、実際の情景よりも 暗くなってしまう。 明度を上げたらモニュメントがくっきり浮き上がって来たので、フェイスブックにアップし、ラインでも流す。 ☆モニュメントの制作過程をビデオに撮ってもらっているM氏からの連絡で、M氏も昨夜は満月のビデオを撮りに行かれたのだそうだ。 私と遭わなかったのは、月が高く登ってからでないとモニュメントから俯瞰的に満月を撮ることができないからで、私が帰った後に出かけられたということ。 ひょっとすると、撮影をお願いしていたカメラマンも、プロの視点で、私が帰った後に撮影に行かれたのかもしれない。 M氏は撮影した満月の映像に、例の山本エリさんの”MOON DANCE”が流れるように編集されたら、とても素敵ないい映像が出来たということである。 すごく楽しみである。 山本さんも私がフェイスブックに上げた昨夜の満月の写真に、”素敵ですね!”とすぐにコメントされたので、この満月の映像に山本さんの”MOON DANCE”が流れたら、 大感激されるだろう。 ☆午前に、木版画8作目の摺り。 結果的には、新鳥の子紙の方が摺りの雰囲気は良かった。 搬入までに、あと1,2点は制作したい。 ☆午後は確定申告の下書き。 ようやく、宮崎県文化賞賞金の一時所得への記載方法が理解できて、夕刻までに申告書を清書し、何時ものように税務署の投函ポストへ走る。 しかしもう5時を廻っていたので、ゲートが閉まっていた。 ☆福原美江さんからの連絡で、以前からお話のあった歌会「心の花」の会員の皆さんによる「月の雫」モニュメント巡りツアーを、6月か7月に実施したいと言う 打診があった。 6月の日程ではちょうど空港展期間と重なるので、7月11日(日)に仮押さえをしてもらった。 その旨を会員の皆さんに連絡したところ、皆さんはとても楽しみにしておられてワクワクしているという反応が帰って来たということである。 皆さんが「月の雫」を手にされ、掲載されている彫刻の作者である私と掲載短歌を詠まれた伊藤先生のお話に耳を傾けながら、モニュメントを見て廻るバスツアー、 こんな夢のような企画である。 かつてこのような企画があったのだろうか。 ☆とうとうメガネは出てこない。 これまで、呑みに出て、出先で昏睡してメガネを紛失したことは何度もあるが、たいていは店に置いてあって出てきた。 しかし、今回は我が家の中での行方不明である。 一日中、まさかと思うようなところも捜してみたが、見つからない。 作業用のメガネは、石片で傷だらけで、日常で使うと頭がガンガンする。 もうすぐ二人展が始まると、毎日お客さんと接することになるので、明日、メガネ店で新調しよう。 この行方不明のメガネは、モニュメントの制作を終えて、新しいレンズに換えたばかりであった。 3月7日(火) ☆晴れ。 気温がぐんぐん上昇、春本番の非常に暖かい一日。 ☆午前に二人展の事務作業と、木版画8作目の版木彫り。 ☆午後に妻と買い物に出ようとしたら、メガメがない。 いくら捜しても見つからないので、メガネなしで妻の運転で出かける。 帰宅して思い当たるところを捜してみるが、とうとう出てこなかった。 今日はずっとリビングでパソコン作業と版木彫り、DMあて名書きという作業で、ほとんど動いていないし、メガネをかけないで過ごしている。 結局、どこにもないと言うことは、朝のゴミ出しの時に何かに混じってしまってゴミ袋の中に入れてしまったのではないのか、という結論になった。 だが、お昼に韓流ドラマを見ている妻のパソコンを、メガネをかけて観ていた記憶もあるので、ゴミと一緒に出してしまったとも断言できない。 時々、妻の持ち物が消えて、いくら探しても無かったのに、不意に目の前に出てくることがあるので、私のメガネも神隠しに遭っていて、そのうち突然に 出てくるのかもしれない。 ☆夕刻に木版画の摺り。 新鳥の子紙はどうしても湿すと波打ってしまって、ゴマ刷りすると紙の波打ちがそのまま出てしまう。 それで、手漉き和紙の梱包に使われていた和紙を使ってみたら、綺麗に摺れた。 しかし、注文しても届かない手漉き和紙はメールで問いあわせても何の返事も無い。 ☆今夜は満月。 モニュメント除幕式後、初めての満月なので、今後のプロモーション用に町長からプロのカメラマンに”MOON DANCE”と満月のコラボ撮影をお願いしてもらっていた。 私も作業用のメガネをかけて撮影に出かけた。 ところがカメラマンの姿はない。 結局、私の素人写真しか撮れなかった。 満月の夜が雲一つない快晴と言うのは、それほど無い。 3月6日(月) ☆晴れ。 陽射しの強い暖かい一日。 ☆午前は確定申告の下書き。 ☆お昼をはさんで、妻とライブの練習。 午後は妻のボーカルレッスンで、12日後の二人展でのギャラリーコンサートに向けての練習。 私はハーモニカでジョイント。 お昼前後の妻との練習で、かなり合わせられるようになってきたが、まだまだヘナヘナ状態である。 ☆今日の”ひなた宮崎経済新聞”(ネット版)に、高鍋駅前モニュメント除幕式の記事。 色んな画像が上げてある。 ☆また今日の西日本新聞北九州版に、ゆくはしビエンナーレ大賞授賞式の記事が掲載されていた。 コピーをコチュマル本人と妻のターニャ(現在は息子のプラトーン君と一緒にフランスに逃れている)に送る。 折り返し、ターニャから返事が返って来る。 ”Hello Hitoshi, thank you. I think Frida is amazing and Volodymyr really happy.” 3月5日(日) ☆晴れ。 陽射しの強い暖かい一日。 今週末に息子たちが久しぶりに帰郷するので、布団類を干す。 ☆一日、二人展の準備。 妻がDMに宛名を書いていたら、用意していた切手が足らなくなり、結果的にDM自体が二人展前に無くなることが分かり、あわてて急ぎの追加注文をする。 また新作のマグネット注文を妻に頼まれていたのだが、これまでデータを作る時間が無かったので、私の駅前モニュメント”MOON DANCE”のデータも含めて作成し、 発注する。 最短の発注で、二人展が始まるギリギリで届くか。 そして、妻は全ての出品作の準備ができているので、キャプションの打ち込みと、作品コメントの打ち込みをやってもらい、私はそれのレイアウトを校正する。 ☆私は8作目の木版画の下絵作成と版木彫りを進める。 私の出品予定作品は葉書絵10点、彫刻1,2点、そして残りの日数で木版画新作が3点ほど追加できれば25点ほどの出品になるだろうか。 これに駅前モニュメント”MOON DANCE”のパネル写真も展示したいと思っている。 ☆先日の中町公民館の庚申講の様子をフェイスブックに上げていたら、ゆくはしビエンナーレ大賞作家のコチュマル(ウクライナ)が”いいね”をしてくれた。 私が多忙で授賞式に出かけられなかったことを理解してくれただろう。 3月4日(土) ☆朝のうちは晴れ。 次第に雲が出て曇天となり、しんしんと冷え込む。 ☆木版画6作目を色違いで摺る。 しかし摺り上りは最低である。 紙が新鳥の子紙しかなく、新鳥の子は湿すと波打ってしまい、圧を掛けると波打った箇所が折り込まれて完全な折りたたみ皺になってしまう。 絵具にも品格が無い。 注文している手漉き和紙が全く届く気配がないので直ぐ届けてもらえるネット販売を検索するが、直ぐに届くショップには欲しい版画紙は無く、欲しい紙を 売っているショップは最短でも二人展の搬入日にしか届かない。 ☆午後に妻と一緒に、二人展会場の”ギャラリーしんとみ”へDMを届ける。 ギャラリーコンサートの打ち合わせもする。 ☆ニューヨーク在住のジャズピアニスト・山本エリさんが、高鍋駅前モニュメント除幕式の様子をネットで見られて、先日作っていただいた短い”MOON DANCE”の曲を バージョンアップされたものが黒木・高鍋町長に届いた。 その曲が黒木町長から私にも送られてきたが、歌詞も倍に増えて城下町高鍋の情景を豊かに歌う内容となっている。 すごくいい感じに仕上がっている。 一方、デザイナーの古川君が撮った夕暮れの高鍋駅前の写真をシェアした黒木町長のフェイスブックには、今朝の段階で600以上の”いいね”が付いていて、 多くの方が”高鍋に行ってみたい!”というコメントを寄せられている。 古川君の写真は一気に高鍋に行きたい人々を増加させた。 そのコメントの中に、ジャズシンガーの大野えりさんからの、5月のライブまでに”MOON DANCE”の曲を作らなくてはというコメントがあった。 これらの情報を受けて、妻のボーカル講師である片貝晴美さんも”私も作ろうかな”と申し出られた。 これは凄いことになって来た。 ひょっとすると、高鍋駅前の”MOON DANCE”にインスピレーションを得た曲でCDが出来るのではないのか、と夢が広がる。 ☆今日は、”ゆくはしビエンナーレ”大賞のコチュマル(ウクライナ)の講演と大賞作品の除幕式が行われた。 今回のコチュマルの大賞受賞は、私とコチュマルがトルコのイズミールで出会ったことから繋がってきているので、是非出かけてコチュマルに会いたかったが、 私は二人展の作品制作が間に合わない状態なので出席は断念した。 3月3日(金) ☆晴れ。 すっきり晴れて、陽射しの強い一日だったが、とても空気が冷たく、しんしんと冷え込む。 例年、お雛様の時期には大きな最後の寒の戻りがある。 ☆木版画、5作目の摺り直し。 午前に版木の組み合わせを変更して、版木を彫り直す。 午後に手漉き和紙で配色も変えて摺る。 今日は摺りのコツが掴めて、綺麗な上りになった。 ところがようやく手漉き和紙の摺りがうまく行ったところで、手漉き和紙を使い切ってしまった。 もう2週間以上も前にメーカーへ注文しているのだが、品が届かない。 昨日今日とメーカーに問いあわせのメールを送るのだが、返事はまったくない。 ☆夜は、3年ぶりの仲町公民館庚申講。 夕刻の6時に火産霊神社境内の庚申塚に参拝し、引き続き講宿宅で私の制作した庚申碑にお神酒を注ぎ、仲町公民館の慣例に因る3種の肴を食する。 儀式を終えて、”たかなべギョーザ”で直会(なおらい)の酒宴。 仲町の皆さんと呑むのは3年ぶり。 この間に、仲町公民館はコロナ禍に直撃されて大変な辛酸を舐めたが、私の宮崎県文化賞受賞と駅前モニュメントの建立、岩崎公民館長の宮日文芸賞詩部門受賞、 そしてギョーザの一大ブームの襲来で大繁盛の”たかなべギョーザ”と、最近は明るい話題が多くなってきた。 またデザイナーの古川君がフェイスブックに投稿してくれた、夕暮れの高鍋駅前”MOON DANCE”の画像が大変な評判を呼び、黒木・高鍋町長のシェアした画像には すでに600以上の”いいね”が付いていて、多くの人が”是非、高鍋に行ってみたい!”とコメントを寄せてくれている。 ☆後半は、私たち世代の幼かった時代の昭和の昔話で盛り上がった。 ☆来年の講宿は私である。 3月2日(木) ☆晴れ。 空気の冷たい一日。 ☆今朝の宮崎日日新聞にモニュメント除幕式の記事掲載。 新聞を見られた何人かの方から、お祝いのメールが届いた。 ☆今日から木版画に集中。 7作目の版画を手漉き和紙で摺る。 先日は新鳥の子紙と同じ様に霧吹きで湿したので、絵の具の染み具合が良くなかったことに気付き、段ボールに水を流して充分に湿らす。 最初は上りが良かったのだが、色を重ねるうちに次第に悪くなってしまった。 糊が強いと和紙の繊維がはがれることや、摺り角で和紙が切れてしまうこと、色の重ねの湿しで先に摺った絵の具が滲んでしまうことなど、手漉き和紙の 難しさがある。 ☆今日の夕刻のテレビニュースで、先日の比木神社天上画除幕式の映像が流れて、私が河野・宮崎県知事に声をかけている場面が流れたらしい。 ☆今日も車のフロントガラスに白い粘着質の汚れが張りついていて、ワイパーを掛けても取れない。 一体何なのか、宮崎県内全般で起きている現象なのかとネットで検索するが、そんな情報は何處にも無い。 ☆今日は妻の誕生日。 昨日の除幕式でいただいた白ワインを呑みながら、私の手料理とテイクアウトのお寿司でお祝いをする。 3月1日(水) ☆晴れ。 天気予報では昼前から曇りだったが、一日、真っ青な青空の上天気となった。 今日は駅前モニュメントの除幕式で、先日から今日は傘マークが付いたりではらはらだったのだが、私は作品の設置と除幕式に関しては完全な晴れ男で、 直前まで雨が降っていても、肝心な時にはピタリと雨が止む。 今回もおそらく当日の天候は回復に向かうだろうと期待していたら、期待をはるかに超える上天気となった。 日中の気温もぐんぐん上昇して、宮崎県内は各地で20度以上の春日和となった。 ☆午前10時から高鍋駅前モニュメント除幕式。 場所が駅前のロータリーを囲む公道上なので、時間の制限と、用意できる椅子数には制限があったが、40名近い来賓者以外にも多くの一般市民や彫刻仲間たちが 参列していただいて、大変感動的な除幕式となった。 これほど色んな立場の多くの方たちが参列してくださった除幕式は初めてである。 それだけ多くの方たちがこのモニュメントに関心を持ってくださっているということである。 除幕式前の白い除幕布を纏ったロータロー頂上の”MOON DANCE”の佇まいは、妙に艶めかしく妖艶で美しかった。 ☆除幕式自体は定型的で簡略されたものだったが、式に引き続いて駅舎にあるストリートピアノを使っての松崎加代子さんの月にちなんだ曲の弾き語りコンサートが 行われた。 しかし、ロータリー上では集合写真で盛り上がり、また宮崎空港ビルの石尾さんが、WBCの選手たちの歓迎セレモニーで行ったブーゲンビリアのフラワーシャワーを 私にも投げていただいたり、殆どの方たちの関心が松崎さんの演奏はそっちのけでロータリー上の賑わいに惹きつけられてしまった。 松崎さんには申し訳ない形になったが、今後は夜にライトアップされた”MOON DANCE”と満月を背景にした夜のライブ開催などでまた演奏していただく機会もあるだろう。 ☆除幕式の全ては11時前には終わった。 お昼は、佐賀から家族で駈けつけてくれた諸井君、大分から駈けつけていただいた彫刻家の安東夫妻、宮崎からは彫刻グループの奥村と宮崎空港ビルの石尾さん、 元宮崎彫刻グループの大石君を蚊口浜の「秋山商店」に案内して、高鍋の天然牡蠣をご馳走する。 久しぶりの高鍋の牡蠣は美味しかった。 (山田は残念ながら、平日なので職場を休めず、来れなかった) ☆午後は版画の摺りの予定だったが、フェイスブックにアップする画像の整理をしていたら、夜になってしまった。 除幕式の様子は、MRTとUMKのテレビニュースでも流れた。 ニュースを観て電話をして下さった方もおられた。 ☆モニュメントのライトアップはもう昨日から始まっているので、夜は再び駅前に走ってライトアップの画像を撮る。 足元の4基のスポットライトに照らされた”MOON DANCE”は白く艶めかしく浮かび上がっていて、陰影がはっきりするのでボリューム感がいや増している。 ☆兎も角も、無事にモニュメントの除幕式が終わった。 除幕式に来られた皆さんの反応も上々だった。 これからは高鍋町の正面玄関のシンボルとして、町民に愛されて行って欲しい。 |
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