Back to toppage このページでは彫刻家・田中等および宮崎の彫刻に関する最新情報をお届けします。 過去の日記 2025 1-2 3-4 5-6 7-8 9-10 11-12 2024 1-2 3-4 5-6 7-8 9-10 11-12 2023 1-2 3-4 5-6 7-8 9-10 11-12 2022 1-2 3-4 5-6 7-8 9-10 11-12 2021 1-2 3-4 5-6 7-8 9-10 11-12 |
2025 | 5月21日(水) ☆雨。 昨夜は強い雨だったらしく、庭の桜の枝が折れて落ちていたし、自宅工房も雨漏りが酷かった。 日中はそれほど強い雨では無かったが、夕刻に買い物に出ると、買い物を終えて出口に向かうと激しい土砂降りになっていた。 そして雨はいよいよ激しくなり、夜に這入って嵐のような雷雨となった。 ☆午前は張さんの作品の補修作業。 昨日に目止めした着色石膏は全く硬化していなかった。 それで石膏を拭き取り、合わせ目の段差をハンドグラインダーで削って滑らかにする。 石膏が駄目なら何で目止めをすべきか。 張さんの作品の吹付着色はマット状で、艶の出る目止め剤は使えない。 思案の末、以前にバグダッドのFRP模型を作った時の補修材で使ったモルタルパテの硬化したものをグラインダーで削ってみたら、艶消しで仕上がった。 それで、モルタルパテに着色剤を混ぜて塗ってみる。 ☆午後は8月のエジプトのエントリー準備。 ☆妻が応募していた”みやにち夢ひろがる小品展”の審査結果が、今朝の宮日紙上に発表されていた。 妻は努力賞だった。 5月20日(火) ☆雲の多い晴れ。 蒸し暑い一日。 ☆午前は庭の桜の木を中心に枝落としの作業。 半袖では虫にやられるので、長袖で作業したが、それでもやはりあちこち痒くなった。 枝類は午後にアンジェラスの森へ運ぶ。 ☆午後は、自宅工房で持ち帰った中国の張さんの作品の修復作業。 瞬間接着剤で繋ぎ合わせて行く。 材質がやはりセラミックのような硬質石膏のような感じである。 砥石で削ってみると削れるので、陶磁器ではない。 それで貼り合わせたラインの隙間に着色石膏で埋め戻しの作業をしてみる。 乾いたらどうなるのかを見て、これからの修復作業を考えよう。 ☆昨日にもWeChatに着信があり、案内を見たら、今日の午後から”第三回泉州人材節・恵安会場”というものが中国・恵安の彫刻芸術館で開かれる。 ネットで調べると、これは泉州の人材(才能のある人材)フェスティバルで、泉州各地で開催されているようで、恵安会場では彫刻家のフェスティバルである。 ポスター写真を見ると、例の恵安グランプリ作家のトルコ彫刻家をはじめ、彫刻家たちが出席してのオープンなディスカッションが開催される。 恵安のシンポジウム関係者が再び恵安に集まるのなら、全く音信のない事務局のLinkunも恵安に来ているかもしれない。 それで再度、Linkun宛に、報酬催促のメールを送った。 あなたたちのプロジェクトが彫刻家によって成り立っているものならば、まず第一に参加彫刻家に定められた報酬を支払うべきではないか、という一文を添える。 ☆夕刻に再びWeChatに着信が届いたので開くと、そのフェスティバルが始まってのネット中継で、例のトルコ作家が何か喋っていた。 この会議にはネット上でオープン参加出来るようになっていて、私が開くと同時に画面に”等参加”と表示され、次々にネットを開いた作家の名前が表示される。 それでハタと気付いた。 いまだにこんなことをやっているということは、まだ恵安のシンポジウムの事業は終了しておらず、事業決算は行われていないのだ。 これではいくら待っても、催促しても、報酬の支払い作業は行われない。 中国からの入金を待つことは意味がない。 早急に何かの収入の方法を探さなければならない。 ☆黒木・高鍋町長が、お願いしていたグッドデザイン賞のエントリー入力の下書きを持参。 問題なければこれでエントリーします、ということ。 夜に文書に目を通してみたが、問題はない。 ☆お風呂から上がって、夕食の準備を始めた途端にひどい立ち眩み。 立っておれず、キッチンの床に崩れ落ちる。 頭が上げられない。 こんな酷い眩みは初めてである。 しばらくはリビングの床に横になる。 最近は周囲に脳梗塞で倒れる知人が多いので、妻が心配するが、手足の痺れなどの脳梗塞の症状はない。 用心して、早めに床に就く。 5月19日(月) ☆雲が多いものの、雨は降らず、概ね晴れに近い曇天。 ☆朝のうちに、ライブの締め。 公民館の鍵の返却と使用料の支払い、そして役場担当課へ公園駐車場の鍵の返却。 ☆午前は、妻と、伸びて来た庭のドクダミの除草作業。 ☆午後から宮崎空港へ、破損した中国・張さんの作品を受け取りに行く。 海外作家担当の山田も来てくれた。 ところが梱包木枠は55×50×50cmのビッグサイズで、作品も大きい。 張さんは展覧会が終ったら私にプレゼントする予定だったと言うが、こんな大きな作品は我が家には持ち込めない。 材質は磁器土だと思っていたが、どうにもそうでもない。 磁土と陶土が混じったような感じで、硬質な石膏という感じである。 そして着色も釉薬ではなく、吹付け塗料である。 ☆実は今日は韓国から2点作品が届いて、そのうちの1点がやはり破損していたという連絡を受けていた。 届いた3点のうちの2点が壊れて届いたなんて、海外作家担当になったばかりの山田にとっては地獄の洗礼である。 だが作品を見てみると、梱包は木枠でしっかりしてあるのに、作品の一部が発砲スチロールの部分に接着材で貼り付けただけのもので、それが外れてしまっている。 こんなもの、ちょっと振動を加えれば簡単に剥げ落ちる。 したがって今回は破損事故でなく、私が再接着すれば済む。 作家にはその旨、山田から伝えて貰う。 結局、再接着のため、この韓国作家の作品も持ち帰った。 ☆昨日届いていた「心の花」宮崎歌会の草詠一覧から、最も気に入った一首を選んで担当者へ送る。 草詠一覧には次回の例会の案内と7月の例会に向けての次の一首の締め切り日など記載してあって、もう次の一首を考えなくてはならない。 午後に宮崎空港へ向かいながら、道行く風景から何か歌の題材になるものは無いかと目を凝らしている自分であった。 歌を詠んでいる方たちは、そうして毎日の出来事を細かに歌の題材に取り入れる努力をされているのだろう。 5月18日(日) ☆朝のうちまで雨。 日中は雨は止む。 暮れて、少しの雨。 ☆午前10時よりライブ会場の南町公民館の会場設営。 幸いにも機材を運び込む前には雨も上がり、軽トラの荷台にドラム一式等を積み込むことが出来た。 ☆11時過ぎからリハーサル。 アンプの接続や音量調整をしながら11時半からリハーサル。 ドラムの照沼さんのテンポが早すぎて、昨日に練習したハーモニカ演奏の成果が全く発揮できなかった。 ☆リハーサル中に私のメガネが壊れてしまった。 何時の間にかネジが外れてしまっていたようだ。 ライブ中はメガネは外すのでライブに影響はないが、車の運転が出来ない。 帰宅して、いつか庭の芝の中に落してしまっていたメガネを持ってくる。 ☆1時半に開場。 しかし今日は各地で色んな催し物が行われていて、雨も上がったのでライブに来ていただく方たちは過去最低の人数となった。 今日の来訪を口約束していただいた方たちは、殆ど来られなかった。 だが遠くは延岡市から来られたご夫婦もあり、有難かった。 ☆2時から開演。 ところが演奏が始まると、先日の我が家でのリハーサルとはまるで別物のように素晴らしい演奏が繰り広げられた。 私はベースの中村さんの鬼気迫る演奏とドラムの照沼さんの超絶フルート演奏に魂を奪われた。 すごい演奏の中に自分が居ることに感極まった。 妻のボーカルもとても良かったし、私のハーモニカもとても響きが良かった。 ☆演奏が終った途端に、ピアノ担当の片貝さんは”今日は感動的な演奏だったんでは?!”と思わずつぶやかれた。 来場者がとても少なかったのは残念だったが、私たちのバンドとしては過去最高の演奏が出来たのでは無いのだろうか。 ☆夕刻5時半から町内の”だいこん屋”で打ち上げ。 私は初めて這入ったお店だったが、口コミではとても評価の高い店で、”だいこんもち”は信じられない程の絶品だった。 酒が進み、色んな話で激高した論議となり、店内に響き渡る激しい口論となったが、お互い気心の知れた仲間なので終わりはとても楽しい会話に収斂した。 これが一般の人との酒宴なら、私一人が浮きたち、説教され、場合によっては乱闘殺傷にもなる気配であったが、私たちのメンバーでしかできない本音での トークであった。 ☆「心の花」宮崎歌会から、先日送った一首の一覧が届いた。 一覧の中で読み返すと、私の短歌も思った程悪くは無かった。 独りよがりな処はこれからの鍛錬で是正してゆくしかない。 ☆この夏のエジプトのシンポジウム案内が届いた。 前回参加したハルガダのシンポジウムと同じオルガナイザーで、今回はカイロのピラミッドとスフインクスの観光もある。 プラン締め切りが今月末なので、ライブの終わった明日からプランを考えよう。 なんとしてでも収入に結び付けなければ。 5月17日(土) ☆朝のうちは陽が射していたが、直に雨となる。 午後は小康状態で、夕刻からは青空が拡がる。 ☆一日、明日のライブのための準備。 午前は2階書斎で、昨日に引続きブルースハープの吹き方について。 入門書にDVDが付いていて、2年前はこのDVDを見たと思う。 しかし私のパソコンでも妻のパソコンでもまったく再生できない。 諦めかけたところで、入門書の注意書きを読んだらDVD-VIDEO対応のプレーヤーでないと再生出来ないとあり、ようやくポータブルのDVDプレーヤーで 再生していたことを思い出した。 そして2年前もそうだったが、入門書での奏法では実際のライブには全く何の役にも立たなかった。 ☆午後はメトロノームを使って、最初に演奏する曲をスマホのレコーディングアプリに録音して確認する。 とてもシンプルな曲なのだが、私はまったくリズムが取れない。 何度も何度も録音して、ようやく自分のハーモニカ演奏の悪い癖がわかって来た。 ☆夕刻に妻が所用先から帰って来たので、通しでリハーサル。 まだまだきちんと演奏できるように特訓しなければならない曲が幾つかある。 それで夕食の後に独りで練習していたら、本番前の夜なのにリラックスできないと妻にクレームをつけられてしまった。 ☆風邪を引きずっていて、鼻水が止まらないし、咽喉も痛くて気分も悪い。 しかしなんとか明日のライブは乗り越えないと。 5月16日(金) ☆日中は雲の多い晴れ。 次第に重い雲が立ち込めて来て、夕刻より強い雨。 天気予報では明日からずっと雨。 よもやと思っていたが、やはり九州南部は今日から梅雨に這入ってしまった。 なんと沖縄や奄美よりもはやく九州南部が梅雨に這入ったのは、1951年統計開始以来初めてのことだと言う。 ☆午前は2階書斎で、18日ライブのためのブルースハープの吹き方の調べ。 アンコールの曲でブルースハープを吹かなければならない。 2年前のライブで同じ曲を演奏して以来、まったくブルースハープは吹いていない。 前回の時も本を買ったりして、なんとか本番ではブルースらしく演奏できた。 ところがトレモロの練習で、首を振って演奏していたら次第に気分が悪くなって、お昼どころでは無かった。 まだ鼻水がタラタラ状態なので、風邪気味の状態のままなのだろう。 ☆午後は本番直前の講師の片貝さんとのレッスン。 やはり片貝さんとの演奏は緊張して、間違ってばかりである。 ☆今年の空港展にも参加してくれる中国のLi Zhaoから、今夫婦で日本に来ていて、明日は奈良・京都に行くと言うメッセンジャーが届いた。 尋ねると、万博に来て日本観光をしながら今月末まで日本国内を旅行するようである。 昨年も確か、北海道を二人で旅行していた。 ご主人も中国では著名な優れた彫刻家であり、二人は裕福なのだろう。 5月15日(木) ☆晴れ。 爽やかな五月晴れ。 ☆便秘はコーラックが効いて来て、ようやく夜中過ぎには解消した。 しかし歯茎の痛みで眠れず、とうとう夜中の3時半にリビングに降りて、歯科医院から処方してもらっていた痛み止めを呑む。 夜中に何度も起きていたので、今朝はなかなか起きれなかった。 歯茎の疼きは一日中続く。 ☆日中は2階書斎で短歌の推敲。 まったく纏まらず、ほとんどお手上げ状態である。 ☆午後2時から、高鍋町美術館で令和7年度美術館協議会の第1回会合。 今回から新年度になるので、最初に役員改選が行われ、私が会長に再任される。 副会長は巣山さん。 議長の私の議事進行で、令和6年度の事業報告と質疑。 昨年に開催された草間彌生展は、美術館開館以来初の入場者1万人超えだった。 ただ草間彌生の作品は報道機関でも作品の撮影は厳禁されていて、勝手に作品画像を撮ってネットに上げることは禁じられている。 しかし草間彌生の人気で、普段は美術館など行ったことも無い子連れ世代が、館員の注意を無視してスマホ撮影をしようとして、注意されたことにキレてすぐに 美術館を出てしまったというようなトラブルが多かったようだ。 今年は高鍋駅も新しくなり、アーティストによる地域おこし協力隊の活動も始まる。 ☆美術館から帰って、短歌の推敲。 結局全く纏まらず、無念の時間切れでの駄作一首を担当者に送る。 恥ずかしい限りである。 ☆中国・恵安からあいかわらず何も言って来ない。 ただひたすら待ちを続けるのみだが、先日のLi Zhaoとの遣り取りで、関係者から4月末から事業決算が始まると言うメッセンジャー届いていたので、そのメッセンジャー 画像をコピー添付して、事務局のLinkunに問いあわせのメールを送る。 しかし、やはり返事はない。 5月14日(水) ☆晴れ。 今日も爽やかな五月晴れだが、相変わらず室内は冷え込む。 手足がとても冷たくなる。 ☆今日は午前のうちに短歌をまとめて、午後からはライブの特訓練習に這入る予定だったが、計画がまるっきり狂ってしまった。 1年余ぶりにひどい便秘になってしまった。 昨年春までは頻繁にひどい便秘に苦しんでいたが、昨春にヨーロッパ周遊に出かけて以来、便秘はまったく止まってくれていた。 旅行中、ずっとバナナとヨーグルトを摂っていたし、その習慣で今も毎日バナナとヨーグルトを摂っている。 ところが1,2日前から小用を催したくてトイレに行っても、なかなか排尿しなくなった。 そして今日は酷い便秘で、浣腸をしても効果が無く、コーラックを摂っても効果が無い。 便秘のきつさで、何もできない。 ここ数日間ずっと風邪薬を呑んでいるので、その副作用なのかとも思う。 ☆結局2階の書斎に籠って、ボンワリした頭で少しずつ、短歌を推敲してゆく。 いくら推敲しても、原稿用紙に印字してみると、どうしようもないまとまりのない歌だ。 「心の花」宮崎歌会事務局の福原さんから送られて来た「心の花」5月号に目を通して、宮崎歌会の方たちの掲載短歌を読んでいると、みなさん気負いない感じで 歌を詠まれている。 それでいいのだ、と思うがなかなかその素直さが私にはむしろ難しい。 ☆便秘のきつさもだが、昨夜から今度は左奥歯上の歯茎も腫れてしまって、両奥歯の腫れと痛みで夕食はほとんど咀嚼できなかった。 踏んだり蹴ったりの一日となった。 今日はハーモニカの練習も出来ず、早めに床に就く。 ☆高鍋高校美術部OBの河辺一周先輩が亡くなった。 ずい分と闘病生活が長かったが、不自由な体で作品集も出版され作品も制作されていた。 宮崎のデザイン界をリードしてこられた方である。 5月13日(火) ☆晴れ。 相変わらず室内はとても空気が冷たい。 しかし爽やかな五月晴れ。 ☆今日も一日、2階書斎に籠って短歌を考える。 今朝の宮日文芸欄の短歌欄に目を通してみたら、皆さんとても気持ちを素直に詠んでおられる。 それでいいのだが、私は伊藤一彦先生の影響を受けて塚本邦雄などの難解な現代短歌を読んで育ったので、どうしても妙にいじくりまわしてしまう。 50数年たって再び短歌を詠もうとして、この傾向は50数年前と全く変わっていない。 結局、最後の七、七のまとまりがつかないまま、悶々と一日を過ごしてしまった。 ☆夜中から右上奥歯が疼いてたまらない。 午後には口の中が血だらけなってしまった。 これで歯科医院は全ての治療が完治しましたと言うのだから、どれほどのやぶ医者なのか。 夕食時には食事が咀嚼できなくて困った。 ☆張飛飛の作品破損の件は、山田と張さんとの遣り取りで、その原因が朧ながらわかって来た。 山田が送った作品開梱の写真と破損状態の写真を見た張さんからの返事で、作品が天地逆に梱包されていたようだ。 ただその天地逆になる状況が理解できなかった。 過去には送り返した作品が、到着国の輸入品通関で開梱され、その時に天地逆に再梱包されて作家に届くまでに破損してしまった事例はあった。 しかし中国から日本に送られてくる間に、中身の天地が逆になることは無い。 なぜなら、博多税関との打合せで、空港展出品の作品は通関で開梱検査されずに輸入されるからだ。 山田の話でも、外側の梱包を開けると、内側の作品梱包が逆に入っていたというし、写真で見る限り投げられたり落されたりの外からの強い圧迫を受けた形跡がない。 張さんのメールをよく読むと、梱包発送は業者に委託したようだ。 つまり、その業者が梱包時に中身の作品木箱を天地逆に梱包してしまったようだ。 張さんは、補修してそのまま空港展に展示されることを望んでいる。 私からも張さんにメールを送り、修復が可能ならばそのまま展示したい旨を伝える。 5月12日(月) ☆晴れ。 今日もとても冷え冷えとした一日。 ☆2階の書斎に籠っての短歌を考える一日。 昨日作った歌を何度も推敲したり、新しい歌を考えたり。 かつて大好きだった藤井常世さんの「草のたてがみ」(1980年発行)を読み返す。 しかしどうして心の細やかな襞と情景と言葉がこんなに多層的に絡んでゆくのか、やはり私にはこういう感覚は微塵もない。 私は詩歌は作る側の人間ではなく、読んで感動する側の人間でしかないと痛感する。 妻にどんな短歌を作ったのか見せてと言われて、見せると、ボロクソに言われた。 やはりこんな短歌は「心の花」の例会には出せない。 ☆午後に高鍋町役場へ。 行政事務連絡員としての提出書類を担当課へ届け、18日のライブのために児童公園の使用許可申請を担当課へ提出し、公園の鍵を預かる。 ☆なかなか風邪が抜けない。 鼻水が止まらないし、ライブ間近の妻は声がガラガラである。 ☆夜になって衝撃の出来事が届いた。 空港展出品の海外作家からの作品が届いたが、開梱すると破損していたという海外作家担当の山田からの連絡であった。 作品は、昨秋の中国・恵安のシンポジウムで一緒だった中国作家・張飛飛のセラミックの作品である。 梱包の写真を見ると、きちんと丁寧な梱包がされてある。 にもかかわらず足元が完全に折れてしまっている。 おそらく輸送途中で投げられたか落された衝撃による破損であろう。 いつだったか、中国の空港で搭乗して出発を待っている間に、隣に駐機している飛行機から荷物を運び出すのを眺めていたら、全ての荷物を運搬車に 放り投げているのを見てびっくりしたことがある。 補修できるものなら張の許可を得て、補修して展示したい。 明日にでも宮崎空港へ出かけて修復できるかを確認したいと思ったが、宮崎郵便局が明日の午前に査定のために破損作品を受け取りに来ると言う。 私の対応は郵便局の処置が終ってからになる。 とりあえず、張さんとは山田が連絡を取ってくれることになった。 5月11日(日) ☆午前はくもり。 午後半ばより雨。 雨は本格的になり、気温は冷え込んできて、とうとう暖房を入れる。 ☆今日は朝から2階書斎に籠って、短歌を考える。 昔よく読んでいた佐藤よしみさんの「海かがやけば」(1982年出版)を読み直してみたり、広辞苑を開いて思いついた言葉の意味を調べたり。 兎にも角にも、何を詠みたいという切羽詰まった思いも無いので、彫刻や版画のプランを考えると同じ様に、思いついたフレーズからイメージを 展開させてゆくしかない。 数首をまとめてWordの原稿用紙設定でプリントしてみるが、50数年ぶりの短歌なのでまとまりがつかない。 ☆ネット検索していたら、今年から2027年にかけての海外のシンポジウム募集一覧のページがあった。 なんとかして収入の道を捜さなければならないのでチェックしてみたが、殆どが開催期間が数日間のものばかりであった。 こういうシンポジウムは旅費も報酬も無い。 ☆久しぶりにWeChatに着信があったので、何事かと思って開くと、中国・恵安でグランプリを獲ったトルコの作家が再び恵安を訪れている。 一体何の用で再び恵安を訪れたのだろうか。 まさかようやく事業決算が始まって、賞金を受け取りに来たのかと思ったが、トルコからわざわざ賞金を受け取りに来るという無駄もない気がする。 それにしても、このトルコの作家のグランプリ受賞は余りにも出来過ぎていて、私はとても不愉快だった。 したがって私は彼におめでとうの声も掛けなかった。 大体、授賞式用に正装を持って来ているというのがあり得ないと思ったが、トルコ人はダンディーでおしゃれな民族なので、常にそういう正装は備えているのだろうから、 トルコを出発する前にあらかじめ大賞受賞が決まっていたと言う私の勘ぐりは、単なるやっかみに過ぎないと自分を戒めた。 しかし、やはり今日の様子を知ると、あながち私の思いは間違っていなかったのではないのだろうか。 5月10日(土) ☆雲が多いものの概ね晴れ。 ☆午後から来週開催のライブのリハーサルがあるので、それまでは妻と孟特訓。 何故私はうまくリズムに乗り切れないのか、妻と講師の片貝さんの言うことが全く理解できない。 最終的に、私は先天的にリズム感が全く無いということが判明した。 ☆午後3時半から、我が家でライブのリハーサル。 やはりドラムとベースが這入ると、リズムが取りやすい。 おかげで、いつもよりはうまく演奏できたと思っていた。 しかし妻の感想は厳しかった。 妻の感想では、ドラムもベースもノリが悪く、何時もの状態では無かったと言う。 今回の演奏曲は妻がジャズの名曲を中心にリストアップしたものだが、ドラムの照沼さんもベースの中村さんも演奏したことのない曲が多くて、戸惑って おられた。 5月9日(金) ☆雨。 本格的な雨。 ☆昨夜は夢の中で短歌を詠んでいた。 1,2首できてなかなかの秀作だった。 しかし目が醒めた途端に、どういう情景を詠んだものだったか、まるっきり記憶から抜けてしまった。 ☆今朝も体調が悪く、一晩中鼻水タラタラであった。 朝食を作る元気も無く、きつくてたまらない。 最近また宮崎県内でもコロナが拡がっていて、2度目に感染した人もいるようだ。 それで私がコロナだったら、ライブが近いので大変だから、買い置きしていた抗原キットで調べて欲しいと妻が言う。 別に発熱もないのでコロナではないと思うが、念のために調べたら、立派な陰性であった。 風邪薬を副用したら、次第に鼻水は治まってくれた。 ☆午後は妻のボーカルレッスン。 講師の片貝さんに、先日購入したエフェクターを接続してもらった。 やはりリバーブのかかったハーモニカはとても吹きやすい。 まだまだ全然リズムが取れないので、ライブ本番まで猛特訓をしなければならないが、短歌も詠まなければならない。 5月8日(木) ☆晴れ。 外に出ると陽射しが強く、夏日の暑さ。 しかし相変わらず朝夕の室内は冷え込む。 ☆午前は木版画3作目の金箔貼り作業。 ”あかし紙”を使ってもなかなかうまく貼れない。 2点は金箔なしのものも残しておく。 ☆午後から妻と宮崎市へ。 妻が”みやにち夢ひろがる小品展”に版画を出品するので、画材店へ搬入の委託をお願いする。 画材店なんて何10年ぶりだろうか。 木版画用に使いたい水彩絵の具を物色する。 ☆画材店を出て、イオンの島村楽器へ。 先日購入したエフェクターにACアダプターが付いてなくて、昨日にヤマダデンキに行ったら在庫が無かった。 それで島村楽器の担当者に電話しておいたので、買いに行く。 ☆帰宅して、行政事務連絡員の任務で届いていた週報を公民館員各戸へ配布。 ☆夕刻から伸びていたドクダミの除草作業。 今日の暑さで、蚊に悩まされた。 ☆「心の花」宮崎歌会事務局の福原さんから、次回の例会への一首締め切りの案内が届いた。 やっぱり次は単なる見学だけではなく、私も一首提出しなければならないのだ。 その方が絶対楽しいし、俵万智の5選もあるので、こんな場はない。 しかしいきなり何を詠もうかという当てもない。 今日も40年前(丁度、俵万智のデビュー時期)の短歌ノートに目を通すと、いよいよレベルが高すぎて萎えてしまう。 5月15日の締め切りまで1週間しかない。 しかも5月18日にはライブがあるので、とんでもなく緊迫した毎日になる。 なんとか頑張ってみるしかない。 ☆昼前から鼻水が酷くなり、鼻水を止める薬を飲む。 夕刻に帰宅してからはさらに鼻水は止まらなくなり、咽喉も痛くなってきた。 妻は黄砂が酷いらしいからではないかと言うが、黄砂で咽喉が痛くなるだろうか。 夕食後のハーモニカ練習では、鼻水がタラタラとハーモニカの中に染みこんでしまった。 5月7日(水) ☆晴れ。 やはり室内は冷え込む。 ☆昨夜は一晩中体調不良できつかった。 何もしていないのに、疲労がどっと一気に出て来た感じで、朝起きるのもかなり辛かった。 やはり5月病というものがあるように、季節の変わり目は体のバランスが取れないのかもしれない。 ☆木版画3作目の刷り。 この作品も金箔を使った作品にする。 注文していた”あかし紙”が届いていたので、”あかし紙”に金箔を貼り付けて、かなり大きな面積で貼ってみた。 しかしスプレー糊を使ったら、余分な部分の金箔がなかなかうまく除去出来ない。 そして、やはり金箔を貼った版画を妻に見せると、”?”という反応。 夜になって絵の具が馴染んで来ると、金箔を貼らない作品の方がよく見えて来たり・・・。 試行錯誤が続く。 ☆短歌を再び始めるにしても、特別こんな歌を詠んでみたいというものがある訳では無い。 それでモチベーションを高めるために、独身時代に作っていた短歌ノートを開いてみた。 これは私が詠んだ短歌を記した物ではなく、気に入った歌集から気に入った歌を書き写していたものである。 だから優れた歌人たちの歌なので、引き込まれると同時にこんな豊な感性と言葉巧みな歌は自分には詠めない、とお手上げな想いになってしまった。 5月6日(振休・火) ☆雨。 午後半ばから晴れ。 気温は上がらず、冷え冷えの一日。 ☆午前に妻と宮崎市へ。 宮崎国際音楽祭を聴くために宮崎県立劇場へ向かったが、駐車場が満杯になるので早めに家を出た。 幸いにもグッドタイミングで車を駐車出来て、まず宮崎県立美術館の常設展を観てから県立劇場へ。 今日のプログラムは幾つかの500円コンサートが催されたのだが、私がネットで予約する際に操作を間違って、妻の望んでいた清水和音のピアノ演奏ではなく、 宮崎市内の小中学生による吹奏楽演奏のチケットを購入してしまった。 しかしカード払いのチケットは払い戻しが出来ないということで、折角だからと足を運んだ。 ところが会場に着いてプログラムを見た妻が、驚きの声を挙げた。 なんと指揮者の一人が甥の田中龍史君(長兄の次男)だった。 しかも5人の指揮者のうち、龍史君だけが2度の指揮をする。 彼はジャズバンドでも活躍していて優れた音楽指導者である。 今日の吹奏楽団は宮崎市内の小中校の吹奏楽部員170名による大編成で、会場のオルブライトホールではかつてない大人数のステージだと言うことである。 龍史君の指揮は他の先生たちの指揮とは全く異なっていて、実に細やかでかつダイナミックで素晴らしい指揮だった。 思いがけない体験だった。 ☆県立劇場を出て、画廊喫茶”シベール”へ。 宮崎大学同窓の八田喜美子さんの個展を観る。 八田さんの作品は公募展会場での大作しか観て来なかったので、小作品は初めて観た。 大学時代のエピソードなど懐かしく楽しい話で時を過ごす。 今連載中の萱嶋先輩の宮日新聞”自分史”は、私も手伝った辻先生との協働作品の写真だった。 ☆”シベール”を出て、預かっていた電子ピアノをボーカル講師の片貝さんへ届ける。 その足で”イオン”の島村楽器へ。 我が家のアンプがリバーブがかからなくなってしまったので、片貝さんからギター用の安いリバーブエフェクターを買って欲しいと言われていたのである。 予定では片貝さんも一緒に島村楽器へ行ってもらえるということだったのだが、本人はそのことをすっかり忘れてしまって、ピアノを受け取るとそのまま部屋へ 戻られてしまった。 私も妻も音楽の機材のことなど全く分からない。 島村楽器の担当者も、ハーモニカやボーカルにギター用のエフェクターを使うのですか?と戸惑っている。 結局、片貝さんに電話して島村楽器の担当者と遣り取りしてもらって、不安なままエフェクターを購入した。 片貝さんは妻からの電話で、やっと私たちとの約束を思い出されたようだ。 片貝さんも妻が購入したエフェクターをネットで調べられ、良い買い物でしたと言う連絡が入った。 ☆今日はお世話になっている”SAKABar”が開店26周年日だと言うので、妻と出かける。 しかしあまり飲まないのに気分が悪くなって、帰宅すると気分が悪くて早々に床に就く。 この毎日の気温の変化で、風邪気味なのが影響しているのだろう。 5月5日(祝・月) ☆日中は晴れ。 午後半ばより雲が出て、夕刻より雨となる。 今日も屋外は陽射しが強いが、屋内はとても冷え込む。 ☆午前と午後に木版画3昨目の刷り。 以前と較べると、かなり刷りのコツがわかって来た。 ☆世の中はせっかくの連休なので、せめて温泉にでもと午後から西都市の高屋温泉に妻と出かける。 道中は新緑のいよいよ眩しい風景だが、妻に言われて気が付いたが、今日は節句なのにどこにも鯉幟が立てられていない。 少し前までは4月のうちからあちこちに鯉幟が立ち、勢いよく空を泳いでいたものだ。 一体どうしたというのだろうか。 ☆高屋温泉も連休なのに、温泉客は私たち夫婦のみ。 そのせいなのだろうか、今日は温泉がものすごく熱くて、足先を少し浴槽に入れるのが精一杯であった。 最近は入浴中のヒートショックで亡くなる方が多いので、とても無理して熱湯に体を沈める勇気は無かった。 5月4日(祝・日) ☆晴れ。 外は陽射しが強くて夏日となったが、屋内は相変わらず冷え込む。 咽喉を傷めた妻は、今日はとうとうガラガラ声であった。 私も午前中は体調不良で、風邪薬を服用する。 ☆昨日から、今年の空港展の懇親会への海外作家案内の文書案が担当の山田から送られてきていたので、午前はそれを基に簡略した案内文書に仕上げる。 過去の海外作家への懇親会案内文書を捜してみたが見つからなかった。 その作業で、私が事務局をやっていた時の文書ファイルを調べて、あまりの書類の多さにびっくりした。 当時は県内の後援申請に走り廻っていただけではなく、国際展になってからは各国の大使館への後援申請や、博多税関との輸入作品の取り扱いの協議、 海外作家作品のEMS発送、返送時に破損した海外作品の郵政との補償交渉等など、すべてが私独りでやらなければならなかった。 超・超多忙な毎日だった。 毎回、開催不可能の壁がたちあがって、空港ビルの渡邉課長と”もう止めよう!”と叫びながら、信じられない奇蹟を起こして継続してきた。 20回展で終了宣言したのも致し方ない。 つくづく、よくもこんなことをやっていたものだと思う。 ☆午後から宮崎市へ出て、宮崎市中央公民館で開催された短歌会「心の花」宮崎歌会の5月例会に見学者として参加する。 会の初めに伊藤一彦先生から見学者の私の紹介があり、今日に至った経過をお話しする。 こんな場所に参加するのは初めてなので緊張したが、「心の花」宮崎歌会の皆さんとは2年前の夏に私の設置モニュメントを巡る旅でご一緒しているので、 顔なじみの方も多く、自己紹介の後は緊張も解れてきた。 例会の進行は、あらかじめ会員全員から提出された無記名の短歌を、会員各自が最も気に入った短歌に投票し、最も得票集の多かった歌から、投票した会員からの 投票理由の説明、会員有志からの意見、そして伊藤先生始めベテラン歌人の歌評者からの評と展開されてゆく。 そうして最終的には票の全く這入らなかった短歌にも歌評者からの短評が行われる。 「心の花」宮崎歌会のメンバーは62名、中心メンバーは著名歌人の伊藤先生、大口玲子さん、先日に「日本歌人クラブ新人賞」と「現代歌人協会賞」のダブル受賞を果たした 新鋭の久永草太さんらである。(先年までは宮崎市在住だった俵万智さんもメンバーであった) 他のメンバーも歌集を出版されたり、宮日文芸欄の常連であったりのベテラン会員であるが、提出された会員の短歌のなかにはまだ短歌になっていないものも結構あり、 会員のレベルは多種多様であった。 提出された短歌は、会員相互の選だけではなく、伊藤先生、大口さん、そして先年まで宮崎歌会のメンバーであった俵万智さんによる5選もあり、会員の歌に対する 評価のバランスは保たれている。 そして最後まで、それぞれの短歌の作者の名前は伏せられたままであり、このスタイルだとどんな初心者でも恥をかくこともない。 他の短歌グループからもオブザーバーとして歌評者に加わっておられたが、その会では最終的には作者名が明かされるということで、「心の花」のスタイルに 興味を持っておられた。 こういう批評スタイルなら、私のような者でも会員になれそうだ、と感じた。 兎も角、そういう無記名の歌について、票を入れた方、一般会員の方、歌評者の方がそれぞれに自分の想いを語るスタイルがとても面白かった。 私も、心の中で、私ならこう思うという場面もあった。 伊藤先生が、イオンの初心者向け短歌教室よりもこの「心の花」例会に見学者で参加した方が勉強になる、と言われた理由に納得がいった。 会の締めで、再び伊藤先生から見学者の感想を求められたので、高校時代の国語の授業以来、自由な感想が述べられる場の楽しさをお伝えした。 ☆この「心の花」月例会は、会の終了後に毎回、懇親会が開かれる。 私も誘われたが、全くの無一文でホテル代も無いので、次回は必ずとお約束して帰路に就く。 ☆今年の11月に「心の花」全国大会が宮崎で開催される。 その時のお土産に、高鍋駅前「MOON DANCE」のマグネットを参加者に配りたいと、事務局の福原さんから申し出があった。 伊藤先生からも、その時に共著「月の雫」も売ろう!と提案された。 5月3日(祝・土) ☆晴れ。 室内はとても肌寒いが、外に出ると陽射しが強く、上着を羽織っての外出では暑かった。 ☆まだ夜中はとても冷え込む。 昨夜は寝室の窓を締め忘れていたら、起き抜けがとても寒かった。 おかげで妻は咽喉を傷めてしまったし、私もクシャミと鼻水が止まらない。 ☆午後は妻のボーカルレッスン。 来週10日に、今月18日開催のライブリハーサルの予定なので、共演のメンバーのために全曲の演奏を録音した。 それで午前のうちから妻と練習に励んだが、やっぱりいざ録音となると間違ってはいけないという緊張で、逆にミスをしてしまう。 何時もは何のトラブルも無い曲でつまずいてしまったり、散々なハーモニカ演奏であった。 妻も咽喉を傷めてのヴォーカルだったので辛そうだった。 5月2日(金) ☆晴れ。 陽射しは強いが、室内は冷え込む。 ☆朝一に生協高鍋店にコープ共済の相談に妻と出かける。 先日に打合せて見積もりを出してもらった民間保険会社の火災保険が、掛け捨ての5年間の保険料が高額で、妻の年金だけで支払うのはあまりにも負担が大きい。 それで第2候補として考えていたコープ共済の火災保険について説明してもらった。 実は保険料は年々見直しされて上昇し、近年は災害が多発しているので、昨年10月に保険料が見直され、約2倍の保険料になったのだと言う。 それでも見積もりを出してもらった保険会社の保険料は安い方だと言う。 そんな流れにはとても付いて行けないので、我が家で対応できるコープ共済で契約する。 ☆木版画3作目の下絵の修正。 午後から版木作業にかかる。 ☆妻が図書館から借りて来た作曲家の久石譲の新書版の本を読んでいたら、彼は50歳で音楽家をリタイヤーしようと思っていたが、50歳に近づくにつれ やりたいことが次々に出て来て、これからも可能な限り新しいことに挑戦したいと書いてあった。 私も若いころには50歳というのはとんでもない未来であったし、必死で生きていた当時の私にとって人生の終点は50歳だと定めていた。 それで25歳が人生の折り返し点と定め、25歳の誕生日に日本を飛び出してインド世界へ向かった。 インド以降の25年間が私の人生後半生の計画であった。 しかしインド以降の私の人生は方向を見失って、何をどうしたら良いのかまったくわからない暗黒の時代となってしまった。 そしてようやく50歳前になって、自分が何をすべきなのかが掴めてきた。 さらに60歳過ぎてからの私の人生は極めて豊なものになって来た。 今の私は毎日が多忙で年を取る暇がない、とみんなに語るほどだ。 これに近いうちに短歌への再挑戦が始まる。 お金とは無縁だが、とても私らしい生き方が出来ている。 5月1日(木) ☆日中はくもり。 気温は上がらず、冷え込んだ一日。 夕刻から雨となる。 ☆午前に、版画2作目の刷りの仕上げ。 一部に金箔を使った。 今回は金箔の面積が小さかったので、絵の具を刷った後に直ぐに金箔を置いてみた。 それはそれで良かったのだが、作品としては蛇足という感じになってしまった。 妻に見てもらっても、金箔を貼る前の方が良かったと言う感想。 ☆午後から3作目の版画のプランをまとめる。 プランを考えていたら、眠くて眠くて、ついテーブルに打ち伏して寝てしまった。 しばらく仮眠をとった後は、妻に促されて庭の草を刈る。 先日に手で抜き取った後に、あっという間に草ぼうぼうになってしまっていた。 ☆夕刻に3作目の版画のプランを纏めて、下絵を描く。 |
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