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このページでは彫刻家・田中等および宮崎の彫刻に関する最新情報をお届けします。

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2025 7月11日(金)

☆雨。

今日も激しく降ったり小降りになったりの不安定な空模様。

☆朝5時過ぎに起きて、短歌の作業をする。

☆朝食後に突然、リビングのエアコンが故障してしまった。

本体のタイマーランプが赤点滅して、エアコンが作動しない。

取り扱い説明書を読むと、本体か室外機のいずれかの不具合なので、購入店に問いあわせて下さいとある。

フィルターを掃除したり、コンセントを差し替えたりするが変化はない。

こんな無収入の時に、と頭を抱えたが、これまでにも何度か同様の症状が出て、修理に出さずに元に戻ったことがある。

そうこうしているうちに、正常な動作に戻った。

朝のもの凄い雨の時から調子が悪くなっていたので、雨で何処かがおかしくなっていたのかもしれない。

☆午前は雨が激しかったので、作業は見合せて、2階書斎で短歌の作業をする。

なんとか宮日歌壇に投稿できる3首が纏まったので、投稿する。

☆昼前に雨も小康状態になったところで、行橋ビエンナーレ事務局長だった植田さんから、奥さんの上梓された「原田脩記念 ギャラリー稲童 建立記」が届く。

目を通し始めたら、状況を呑み込める内容だったし、読み易かったのでお昼までに半分ほど目を通す。

☆午後は雨も小康状態だったので、午睡の後にアンジェラスの森へ上がる。

小雨の中を作業を進める。

しかし途中から雷雨となり、激しい土砂降りとなってしまった。

道具を片付けていたら、全身ずぶ濡れとなって寒さに震えた。


7月10日(木)

☆雨。

時折り激しく降る不安定な雨模様。

水冷で、何時もよりは涼しかった。

☆今日は午前10時から、高鍋駅舎で高鍋高校探求科学科1年生による高鍋駅前モニュメントの取材が這入っていた。

しかし、待てど誰も来ない。

30分待っても何の音沙汰もないので、時間が勿体ないので帰る。

帰路に生徒から電話が這入り、時間を午後からだと勘違いしていたという。

午後は別な用事が這入っているので、他日に再度期日を設定してくれるように頼む。

☆しかし帰宅して考えたら、今制作中の作品を1日でも早く仕上げないと収入にならない。

それで午後に這入っていた三兄からのパソコン作業のサポートを午前に廻してもらい、高鍋高校生徒には午後に取材を受けることを伝える。

その足で、三兄宅へ出かけ、パソコン操作のサポートをする。

☆午後2時に再び高鍋駅舎へ出かける。

今度はきちんと4人の生徒と担当教諭が待っていてくれた。

探求科学科の授業の一環なのだと言う。

生徒の用意していた質問に答える形で、モニュメント”MOON DANCE”の制作に関するお話をする。

彼らは私が高鍋高校の先輩だと言うことも、高鍋高校に私のモニュメントがあることも知らなかった。

とまれ高鍋高校生が、駅前のモニュメントと高鍋町の今後の展開に強い関心を持ってくれることは心強い。

☆時間が中途半端で作業にならないので、午後後半は2階書斎で短歌の作業をする。

一日一首が滞っているのだが、そんなに一気に何首も短歌を詠めない。

それに今日は私が定めている宮日短歌への投稿日なのだが、投稿する3首も揃っていない。

結局、今日の投稿は見送る。


7月9日(水)

☆午前は晴れのち雨。

午後には天候は恢復するが、夕刻からは激しい集中豪雨となる。

☆アンジェラスの森で作業。

今日から天候は梅雨の戻り状態になりそう。

それでとりあえずテントの骨組みだけ組み立てておこうと思っていたら、作業中に雨となり、テントも覆う。

この中国大理石は、純白だけれど角砂糖のように組織が剥離し易い。

コア作業でアンカーを打った時のドリル作業で、欠けてはいけない部分が浮いてしまって剥離している。

注意して作業しないと大変なことになる。

☆昨夜の飲み仲間から、独身時代に呑んでいた知人たちの近況が届く。

みんな癌で亡くなったり、闘病中だったり・・・。

それだからの昨夜の呑み方だったのだろう。

年齢的に、廻りの友人たちが倒れていく年代である。

私は経済的にはどん底でも、いつ死んでも好い覚悟で充実した生き方はしているつもりである。


7月8日(火)

☆晴れ。

天候は下り坂気味で、夜に小雨が降る。

☆朝に洗濯物を干していた妻が、ようやく蝉が鳴き始めたという。

しかし私には蝉の鳴き声など全く聞こえない。

妻は桜の木を指して、こんなにうるさく鳴いているじゃあないのと言うが、私には全く聞こえない。

庭に出て桜の木を見上げるが、蝉が蜘蛛の巣にかかってバタつく羽音は聞こえるが、鳴いているのは全く聞こえない。

高齢化で高音が聞こえなくなっているのは確かなのだが、蝉の声が聴こえないとはショックである。

☆午前10時から、唐木戸陶苑にて高鍋高校OB美術会の秋の焼き肉会の打合せ。

日程の予定も立たない秋のイベントの打合せを、こんな時期にと思うが大まかな打合せをする。

☆打合せを終えて、その足でアンジェラスの森へ。

今日から成形作業に入るが、もうまともに使えるグラインダーが無くて、作業にならない。

無収入の今の私には新しくグラインダーを買う余裕など無い。

しかしこのままでは作業にならない。

☆午睡の後、思い切ってホームセンターへ行って、マキタの125mmグラインダーをカードで買う。

マキタ製品が全品カタログ価格の35%引きだった。

帰宅してネットで調べると、ネットの最安値も35%オフの同じ価格だった。

これで作業は進む。

☆夜は、昔からの飲み仲間から誘いを受けて呑みに出る。

今の無一文の私には呑みに出る余裕は無いが、みんな高齢化で、もうこのメンバーで呑む機会はないかも知れないと言うので出かける。

こうして声をかけて貰えるだけでも有難い。

久しぶりに2次会まで行って、したたかに呑む。


7月7日(月)

☆晴れ。

今日も猛暑で、宮崎県内では西米良村で38,4度を記録。

この先ずっとこの猛暑が続くのかと思うとうんざりだが、常夏のマレーシアに居ると思えば少しは気が楽になる。

ただマレーシアでは美味しいタイガービールとチキンを毎日摂っていたから良かったが、今の私は無収入地獄でビールなんて呑めない。

☆夜中、寝入ってほどなくして右胸の鈍痛で目が醒め、痛くて眠れなくなった。

右胸なので肋間神経痛である。

夏バテでかなり体がきしんでいる。

リビングに降りて痛み止めの”EVE”を服用したら、何時の間にかぐっすり眠れた。

☆午前に妻と宮崎市のイオンのセントラルシネマへ出かけて、いま評判の「国宝」を観る。

最近の日本の映画は矢鱈とバックの音響がうるさすぎて、辟易するものが多かったが、この「国宝」は正統派の映画で、きっちり映画の中の世界にはまりこむことが

出来た。

観た方たちが絶賛するように、久しぶりに映画らしい映画を観た思いがする。

こんな良質な映画を今の日本の映画界も作れるのだという安堵感。

妻に誘われて観てよかったと心から思えた。

背筋がしゃんと伸びる映画であった。

☆午後半ばからアンジェラスの森で作業。

底面を上にして、心棒穴を開ける。

☆宮日文芸の作品は、掲載作品として選ばれると、投稿して3週間後の紙面に掲載されると聞いている。

それで今日の宮日文芸は、私が最初に宮日歌壇に投稿して3週目になるので期待したのだが、どこにも私の作品は無かった。

やはりそんなに甘いものでは無かった。

殆どの歌人は新聞投稿から出発しているので、精進しよう。

しかし一日一首は相当にハードルが高い。


7月6日(日)

☆晴れ。

新燃岳の靄は消えたようだ。

☆ホテルのエアコンが弱にしても寒かったので、エアコンを切って寝たら、久しぶりにぐっすり眠れた。

☆ホテルの美味しい朝食を摂って、8時過ぎにホテルをチェックアウト。

ホテルを出て、ふと前を走る軽自動車のナンバープレートを見たら、なんと”00−01”。

1番のナンバープレートなんて見たことが無い。

何か縁起が良さそう。

そして佐土原町に這入ってバイパスと合流したら、今度は前を走る軽自動車のナンバープレートが”77−77”!

ラッキーナンバーではないか。

昨年の空港展の時に、空港展初日に李さん、尾崎慎君、吉永さんと高鍋町に向かっている時に、前の車のナンバープレートが”77−77”で、

尾崎君がこれはラッキーナンバーで、自分がラッキーナンバーに出会ってから大きな仕事が這入ったと言う話をして、みんなで大盛り上がりをした。

ところが高鍋町から空港へ戻ると、その場で李さんの作品が売れて、みんなで”やっぱりラッキーナンバー!”と大騒動になった。

ひょっとすると、今日は私にも良いことがあるかと期待したが、何も起きなかった。

☆帰宅すると、どっと疲れが出て、午前中は涼しい和室で横になって休む。

☆午後は2階書斎で短歌の作業。

昨日の短歌会で、最後に配られる番号付きの会員名簿が、投稿された短歌の番号と符合する作家名一覧だと言うことに気付いた。

それで2次会でその一覧を確認すると、2次会参加者の半数近くが相互選で私同様に無得票だったことがわかって少し安心した。

ならば、前回参加した6月例会ではどうだったんだろうとチェックしてみると、なんと短歌賞総舐めの久永草太さんも、中村佳文宮大教授も、「心の花」宮崎歌会事務局の

福原美江さんも、新進気鋭の天才・重黒木俊陽君も、みんな私同様に会員互選で無得票だった。

なんだ、なんだ、そうなんだと、とびっくりすると同時に大きく安堵した。

やはりわかり易い歌が会員相互選では選ばれてしまうのだ。

だから歌会によっては、相互選で選ばれたいがために会員に受け入れやすく選ばれやすい傾向の歌ばかりになってしまうので、互選を廃止した会もあるようだ。

私は伊藤先生からの選をいただけることをのみにして、精進しよう。

☆溜まっている一日一首の作歌と、8月例会用の一首候補をまとめてみる。

会員の皆さんは、私が彫刻を制作中の歌を読みたいと言われる。

そうすると私の作品だと直ぐにバレるではないですかと言うと、それでも構わないと言われる。

それで8月例会用の一首は彫刻家としての歌を詠んでみた。


7月5日(土)

☆晴れ。

早朝はこの世とは思えない不気味などす黒い靄。

昨日からの新燃岳の二酸化硫黄ガスである。

知人たちからもラインで宮崎市周辺の降灰や異臭の情報が届く。

九州に滞在している韓国人や中国人の方たちにとっては、噂の今日7月5日の日本大惨事が始まったと思わせるような気配であった。

しかし日中は霞も消えて、正常な晴天となった。

☆午前にアンジェラスの森で作業。

大理石の角落しをセリ矢で落そうと思ったが、ドリルがなかなか彫れず、やはり大理石が逃げてしまった。

うまく行ったのは大きな部位のみ。

☆午後から宮崎へ出る。

今日の「心の花」宮崎歌会7月例会の2次会のために、歌会会場の目の前のホテルにチェックイン。

お風呂に這入って作業の汚れを落とし、しばらく体を休めて、中央公民館の歌会会場へ。

歌会は通常は日曜日の午後からなのだが、明日は伊藤先生たちのイベントが這入っており、今回は土曜日の夕刻5時半からの開催となった。

今回も私の歌は会員相互の選に這入らず、伊藤先生からの選にも這入らなかった。

☆2次会会場の居酒屋で、早速伊藤先生に私の歌について評価してもらったが、”田中君らしくない歌だ、上の句はいいが下の句が単なる情景説明になっていて、

歌の拡がりが無い”と酷評された。

今回の作品は自分でも気に入っていた作品だったので愕然となった。

短歌を再開してまだ2回目の歌会だ、やはりそんなに直ぐにうまく詠える訳はない、と自戒する。

ただ2次会に参加された会員のうち半数は、私同様に相互選に這入らなかったので、少しホッとする。

☆一方、伊藤先生は空港展の私の作品を激賞してくださった。

☆2次会もホテルの目の前だったので、今夜はホロ酔い気分でホテルへ帰る。


7月4日(金)

☆晴れ。

朝からとても蒸し暑い一日。

午後からアンジェラスの森は遠雷が轟きはじめ、次第に雨雲が出て雷雨となる気配だったが、雨には至らず再び陽が射す。

☆しかし今日は朝から霞がかかって、尾鈴山は殆ど見えなかった。

原因は新燃岳の噴煙で、新燃岳の噴煙が瀬戸内海方面へ流れて行ったものが、県の北部から戻ってきてPM2.5の濃度が高くなっているということ。

そして小林市には二酸化硫黄ガスの注意報が出て、宮崎市周辺でも硫黄臭が漂っているようだ。

☆午前10時に、高鍋町のアーティストによる地域おこし協力隊のさいとうさん来訪。

私が結婚前に公民館講座で陶芸を教えていた生徒さんが、高鍋町内に窯を構えていて、希望者には作業場と窯を解放しているという情報が這入ったので、

さいとうさんを案内する。

さいとうさんはまだ高鍋町内では自前の作業場を確保出来なくて、現在は唐木戸陶苑に通っている。

しかし唐木戸陶苑までは長い急峻な坂道を自転車で登らなくてはならず、車の無い彼女には大変な労力を強いられている。

それで高鍋町の町場で窯が使えれば、ずいぶん助かる。

窯主の宮本さんには自由に使わせてもらえることになった。

☆宮本さんの作業場を出て、町内のホームセンターやショッピングセンターの場所を案内したり、先日の市川さん同様に”せいごろう亭”を案内したりする。

実はとても面白いことがわかった。

昨日の夕刻、私がアンジェラスの森からの帰り道で、赤いバッチョ傘を被って全身黒ずくめの異様な者(顔も黒い覆いをしていたので性別が分からなかった)が

よろよろと自転車を漕いでいるのに出遭った。

周囲の里山の田舎道には不似合いなエキセントリックな風体だったので、何者だろうと不思議だった。

ところが、今朝我が家にやって来たさいとうさんは、その不思議な人物そのままだった。

昨日は唐木戸陶苑から帰るところだったのだそうだ。

”あれは、さいとうさんだったの?!”とびっくり。

さらに”せいごろう亭”に入って食堂に這入った途端、調理のおばちゃんが奇声を挙げた。

”あっ、昨日の夕暮れ、ホテル四季亭のところですれ違った人だ!男か女か分からなくてまじまじと顔を見たけれど分からなくて、でもあまりにも素敵に

格好良くて何度も見たの!”

さいとうさん、あなたは今頃高鍋町内では、正体不明の超カッコいい謎の人物として、有名になっているよ!

☆さいとうさんと別れて、昼前にアンジェラスの森へ上がって、コア作業を少し。

午睡の後、再びアンジェラスの森でコア作業。

無事にコア作業が終わって、中抜き作業が終了。

230mmダイヤモンドディスクで側面の粗落しのカッティング。

試しに矢を入れてみたが、やはり大理石は御影石のようには素直に割れてくれず、逃げてしまう。

側面落としは明日に廻す。


7月3日(木)

☆晴れ。

うんざりする猛暑日。

☆一日、アンジェラスの森で作業。

暑いと蚊も出て来ない。

コア作業の続き。

ポリタンク2つの水は2時間で使い切ってしまう。

それでお昼前に帰宅して水を補給する。

☆午後も2時間で水を使い切ってしまう。

明日にはコア作業は終りそうである。


7月2日(水)

☆晴れ。

今日も猛暑日。

宮崎県内ではえびの市で37,6度の全国1位の暑さを記録。

☆一日、アンジェラスの森で作業。

今日から裏面のコア作業に入ったが、予測はしていたが表面のコアと貫通すると水は抜けて溜まらない。

従ってコアに水が廻らず、まったく切れない。

表面の最初の作業のように、5mmほど彫ってコアドリルに詰まった大理石を除去し、作業を続けるといった非効率な作業になる。

午後にペットボトルの水をコアドリルの中に注入する工夫をしてみたが、うまく行かなかった。

☆中町公民館の夏祭り参加者確認の回覧板が廻って来た。

やはり、ネットでの参加者登録では参加申し込みが洩れていた参加予定者が多数いた。

☆イランのマジッドが昨日からフェイスブックで、イランの通常風景の動画を積極的に投稿し始めた。

またイスラエルからの攻撃時にイスファファンで開催されていた国際彫刻シンポジウムに参加していた国外作家が、無事に母国へ帰国できたと言う報告も届いた。

イランの情勢は落ち着いてきているようだ。


7月1日(火)

☆晴れ。

今日も猛暑日。

7月が始まったばかりでのこの暑さ。

まったく信じられない。

これから3カ月以上もこの暑さが続くのだ。

☆一日、アンジェラスの森で作業。

アンジェラスの森ではホーホケキョが涼やかに鳴いていた。

蝉の代わりにホーホケキョが鳴くなんて、混乱してしまうが、ウグイスは7月半ばまでは繁殖期で鳴くのだそうだ。

午後半ばまでには表面のコア作業は終り、粗落しの230mm大口径のディスク入れ。

そしてリフトで裏返しの作業。

☆今日から7月なのでこの日記も切り替わった。

ページが新しくなると、訪問者のアクセス解析を設定するが、どうやってやるのかまったく思い出せない。

こうやって老齢化とともにいろんなことが抜け落ちてゆくのかと、ぞっとなった。



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